特許
J-GLOBAL ID:200903013634447520

自動分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-063021
公開番号(公開出願番号):特開平6-249860
出願日: 1993年02月27日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 分注する試料量を多くして微量成分の分析項目や高精度が要求される分析にも対応できるようにする。【構成】 ピペッタ14の移動軌跡が第1試薬ライン13、反応ライン5上の2点(P1,P9)、及び試料ライン6で交差して移動するように構成され、試料ライン6からの多量の試料及び試薬ライン13からの試薬の分注を反応ライン上の2点(P1,P9)に位置する反応容器に対して可能な構造として、同一分析サイクル内においては2点のうちどちらか一方の反応容器にのみ分注可能とする。通常はピペッタ14で試薬をP1の位置の反応容器へ分注し、P9の位置に割り当てられた反応容器がP9の位置で試薬又は試料の分注を必要とする分析条件の場合にはP1の位置に割り当てられた反応容器の分析条件を1分析サイクル分後方の反応容器に遅らせて分析動作を実行する。
請求項(抜粋):
試料容器が配列された試料ライン、試薬容器が配列された試薬ライン、反応容器が環状に配列されて搬送される反応ライン、試料ラインの試料を反応容器に分注する試料サンプリング機構、反応容器に試薬ラインの試薬を分注する試薬分注機構、及び反応容器内に分注された試料と試薬よりなる反応液の吸光度を測定する光度計を少なくとも備えた分析部と、前記各部の動作を制御するとともに前記光度計からの測定値により試料中の被検成分の濃度又は活性値を算出する制御部とを備えた自動分析装置において、前記試薬分注機構はピペッタの移動軌跡が前記反応ライン上の2交点、前記試薬ライン及び前記試料ラインで交差するように移動しうる試薬分注器を備えて試薬分注と試料分注の両方が可能に構成されており、、前記制御部は前記2交点を主分注位置と副分注位置として、1分析サイクル内ではいずれか一方の分注位置でのみ試料又は試薬の分注を可能とし、通常は試薬を主分注位置へ分注し、副分注位置に割り当てられた反応容器が副分注位置で試薬又は試料の分注を必要とする分析条件の場合には主分注位置に割り当てられた反応容器の分析条件を1分析サイクル分後方の反応容器に遅らせて分析処理することを特徴とする自動分析装置。

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