特許
J-GLOBAL ID:200903013636978248
自動変速機の油圧制御回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-053395
公開番号(公開出願番号):特開平7-259980
出願日: 1994年03月24日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 供給側絞りバイパス制御と抜け側絞りバイパス制御とを、コスト・スペース・重量に有利な手段で行うことができる油圧制御回路を提供すること。【構成】 シフトバルブ1から締結側2ならびに解放側3に流体圧を給排する給排路4において、主路7から第1分岐路8,第2分岐路9,第3分岐路10,排出路13に分岐させ、主路7には第1一方弁11を設け、第1分岐路8には第1絞り要素16,第1バイパス回路17,第3一方弁18を設け、第2分岐路9および第3分岐路10の途中に、アクチュエータ14で駆動されるタイミングバルブ15を設け、第3分岐路10には第2絞り要素19,第2バイパス回路20,第4一方弁21を設け、排出路13には第2一方弁を設けた。
請求項(抜粋):
自動変速機の所定の変速段から隣の変速段への変速の際に、シフトバルブの切り換えにより、第1摩擦締結要素の締結側と第2摩擦締結要素の解放側とに接続された給排路を流体圧回路とドレーン回路とに選択的に接続させて両摩擦締結要素の掛け替えを行う自動変速機の油圧制御回路において、前記給排路には、前記シフトバルブに接続された1本の主路と、この主路から分岐されて締結側に接続された並列の第1分岐路ならびに第2分岐路と、前記主路から分岐されて前記解放側と結ばれた第3分岐路とが設けられ、前記主路には、各分岐路への分岐位置よりもシフトバルブ側の位置に、各分岐路への流れのみを許しその逆のシフトバルブへの流れは規制する第1一方弁が設けられ、前記主路の第1一方弁よりもシフトバルブ側には、この位置と前記締結側とを結び、途中にシフトバルブへの流れのみを許しその逆の締結側への流れは規制する第2一方弁を有した排出路が設けられ、前記第2分岐路ならびに第3分岐路には、アクチュエータにより駆動されて第2分岐路を前記締結側に接続させるとともに第3分岐路を前記解放側に接続させた第1ポジションと、第2分岐路を前記解放側と接続させるとともに前記締結側と第3分岐路の間を遮断した第2ポジションとに切り換え可能に構成されたタイミングバルブが設けられ、前記第1分岐路の途中には、第1分岐路の流量を絞る第1絞り要素と、この第1絞り要素を迂回する第1バイパス回路が並列に設けられ、前記第1バイパス回路には、主路への流れのみを許しその逆の締結側への流れは規制する第3一方弁が設けられ、前記第3分岐路においてタイミングバルブと主路の間には、第3分岐路の流量を絞る第2絞り要素と、この第2絞り要素を迂回する第2バイパス回路が並列に設けられ、前記第2バイパス回路の途中には、主路への流れのみを許してその逆のタイミングバルブ方向への流れを規制する第4一方弁が設けられていることを特徴とする自動変速機の油圧制御回路。
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