特許
J-GLOBAL ID:200903013639563693

銅含有スクラップの識別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-077636
公開番号(公開出願番号):特開平7-286969
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 破砕後の鉄スクラップ群中から銅含有スクラップを自動識別する。【構成】 1)カラーテレビカメラ3により鉄スクラップ群1を撮像し;2)該画像内の各画素について、該点の持つRGB信号値から輝度値I、彩度値S、色相角値H、を求め;3)該画像に対して予め設定された彩度値以上でかつ予め設定された色相角度範囲内の画素を銅であると判別し;4)輝度値Iを用いて該画像全体にラベリング処理を施してスクラップの個体認識を行うとともに、個々のスクラップの総面積Stを求め;該スクラップの占める画像領域の中の銅面積SCuを求め;5)各スクラップに対して銅面積SCuとStの比R=SCu/Stを求めて、比Rが予め設定されたしきい値Rmin 以上である場合には該スクラップを銅含有スクラップと識別し、総面積Stの重心の画素番地を求める。
請求項(抜粋):
ベルトコンベア上を搬送される破砕後の鉄スクラップ群から銅含有スクラップを識別分離するプロセスにおいて1)カラーテレビカメラにより鉄スクラップ群を撮像し;2)該画像内の各画素について、該点の持つRGB信号値から輝度値I、彩度値S、色相角値H、を求め;3)該画像に対して各画素の彩度値が予め設定されたしきい値以上であるか否かを判別し;該画素の彩度値がしきい値以上である場合は、該画素の色相角値が予め設定された銅の色相角値範囲内にあるとき、該画素は銅であると判別し;該画素の色相角値が予め設定された銅の色相角値範囲内にないとき、該画素は銅でないと判別し;該画素の彩度値がしきい値以上でない場合は、該画素は銅でないと判別する;ことにより該画像内の銅と判別される画素を求め;4)輝度値Iを用いて該画像全体にラベリング処理を施してスクラップの個体認識を行うとともに、個々のスクラップの総面積Stすなわちスクラップが占める画素数を求め;該スクラップの占める画像領域の中の銅面積SCuすなわち銅と判別された画素の総数を求め;5)各スクラップに対して銅面積SCuとStの比R=SCu/Stを求めて、比Rが予め設定されたしきい値Rmin 以上である場合には該スクラップを銅含有スクラップと識別し、その重心位置(X,Y)すなわち総面積Stの重心の画素番地を求める;ことによる銅含有スクラップの識別方法。
IPC (4件):
G01N 21/89 ,  B07C 5/34 ,  G01N 21/27 ,  B09B 5/00 ZAB

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