特許
J-GLOBAL ID:200903013641945455

ロッドレスシリンダのシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-098998
公開番号(公開出願番号):特開平11-294412
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】シールベルト11の弾性突条37をシリンダチューブ1の掛止突条32に比較的小さな力で掛止することができるとともに、弾性突条37が掛止突条32から外れにくいロッドレスシリンダのシール構造を得る。【解決手段】弾性突条37を掛止突条32に掛止させる際に掛止突条32と当接される弾性突条37の先端部を円弧面38に形成し、その円弧面38と当接される第1案内斜面34を掛止突条32に形成した。これにより、第1案内斜面34と円弧面38との協働によって、弾性突条37の掛止方向への変形が促進され、弾性突条37が比較的小さな力で掛止突条32に掛止される。一方、弾性突条37を掛止突条32から外す際に円弧面38と当接される第2案内斜面35を掛止突条32に設け、その第2傾斜面35を水平面に対して小さな傾斜角度となるようにした。これにより、弾性突条37が掛止突条32から外れにくくなる。
請求項(抜粋):
シリンダ本体の長手方向に形成されたスリットをシリンダ本体の内面側からシールベルトで閉塞すべく、シリンダ本体の内面にスリットと平行に延びる掛止突条を設けるとともにシールベルトにはその掛止突条に対し弾性変形して掛止される弾性突条を設け、シリンダ本体内部に収容されたピストンの前記長手方向への移動に伴い、ピストンの移動方向前側にて弾性突条を掛止突条から外すとともに、ピストンの移動方向後側にて弾性突条を掛止突条に掛止させるようにしたロッドレスシリンダのシール構造において、弾性突条を掛止突条に掛止させる際における弾性突条の変形時に作用する最大荷重が、弾性突条を掛止突条から外す際における弾性突条の変形時に作用する最大荷重の5倍以下となるように設定したロッドレスシリンダのシール構造。

前のページに戻る