特許
J-GLOBAL ID:200903013656097183

電車と併結運転可能な気動車の動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-117255
公開番号(公開出願番号):特開平11-310126
出願日: 1998年04月27日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 併結された電車との協調運転をより滑らかなものとすることができる気動車の動力制御装置を提供する。【解決手段】 本発明による電車と併結運転可能な気動車1の動力制御装置100は、運転士とディーゼルエンジン2との間に介在し、運転士によるノッチ指令と車体重量検出手段31が検出した車体重量とに応じて選択した制御マップに基づき、気動車1の引張力を、気動車1の車体重量に応じた最適な値に設定する。これにより、気動車1の引張力が過大に設定されて併結された電車6を押し引きし、電車6に衝撃を与えることがないから、併結された電車6との協調運転を滑らかなものとすることができる。
請求項(抜粋):
鉄道の軌道上をエンジンで走行する、電車と併結運転可能な気動車の動力制御装置であって、互いに併結された電車および気動車を運転する運転士によるノッチ指令に応じて前記エンジンの作動を制御する電子制御手段と、前記気動車の車体重量を検出する車体重量検出手段と、前記気動車の走行速度を検出する走行速度検出手段と、を備え、前記電子制御手段は、前記車体重量検出手段が検出した車体重量に基づいて乗車率を算出する乗車率算出部と、前記エンジンの作動を制御する制御信号と前記走行速度との関係を表した制御マップを、前記ノッチ指令および前記乗車率にそれぞれ対応させて記憶する制御マップ記憶部と、この制御マップ記憶部に記憶した複数の制御マップの中から、前記乗車率算出部によって算出された乗車率と前記ノッチ指令とに対応する制御マップを選択する制御マップ選択部と、この制御マップ選択部によって選択された制御マップから、前記走行速度検出手段が検出した走行速度に対応する制御信号を読み取って前記エンジンに送出する制御信号送出部と、を有することを特徴とする電車と併結運転可能な気動車の動力制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-007805
  • 運転指令伝送装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-238621   出願人:株式会社東芝
  • 特開平3-209053

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