特許

J-GLOBAL ID：200903013662193437

文字認識方法

発明者： 萩田 紀博 ,  澤木 美奈子
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 志賀 正武
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-248147
公開番号（公開出願番号）：特開平9-091373
出願日： 1995年09月26日
公開日（公表日）： 1997年04月04日
要約：

【要約】【課題】 かすれやよごれなどの雑音やデザイン処理された文字列に対しても、従来法に比べて精度の高い文字認識を実現すること。【解決手段】 2値画像パターン記憶回路1で入力される2値画像パターンに対して、白黒計数回路2によって複数方向の走査で走査線上の黒/白の変化に関する4種類の黒/白変化数を計数する。そして、文字列抽出回路3で、白黒計数回路2によって得られた黒黒変化数に関する計数値と白白変化数に関する計数値の積の情報と黒白変化数に関する計数値と白黒変化数に関する計数値の積の情報を利用して文字列領域を抽出する。これによって文字列領域と背景領域の違いを反映する計数値を用いて文字列の領域および個別文字の候補画像を抽出することができる。

請求項（抜粋）：

入力される2値画像パターンに対して、少なくとも1方向以上の複数方向に走査して、該走査線上にある、黒から黒に変化する黒黒変化数と白から白に変化する白白変化数および黒から白に変わる黒白変化数と白から黒に変化する白黒変化数を計数する白黒計数手順と、該白黒計数手順によって得られた該黒黒変化数に関する計数値と該白白変化数に関する計数値の積の情報と該黒白変化数に関する計数値と該白黒変化数に関する計数値の積の情報を利用して文字列領域を抽出する文字列抽出手順を備えることを特徴とする文字認識方法。