特許
J-GLOBAL ID:200903013667220661

シェアモード型インクジェットヘッドおよびその形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-301927
公開番号(公開出願番号):特開平10-138476
出願日: 1996年11月13日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 工程を特別に複雑化することなく、特殊な装置も必要とせずに圧電素子内部を所望の方向に正確に分極することができるシェアモード型インクジェットヘッドおよびその形成方法を提供することである。【解決手段】 一側面に溝状にインク圧力室14が形成されたキャビティプレート4の上面に圧力材料からなる積層体6が接合される。その積層体6内に存在する第1分極用電極18がキャビティプレート4の各インク圧力室14のほぼ中央に対応する位置に配置され、また、積層体6内に存在する第2分極用電極20がインク圧力室14の両端にそれぞれ対応する位置に配置される。前記第1分極用電極18および第2分極用電極20は、前記インク圧力室14内を流れるインクの流動方向と直角方向に並列位置される。このためインク圧力室14毎に、積層体6の面内方向でかつインクの流動方向とは正逆1組の直角方向の分極がなされる。
請求項(抜粋):
インク圧力室を覆う壁部にシート状圧電素子を使用して、該シート状圧電素子に駆動電圧を印加することにより前記壁部を変形し、インク圧力室内のインク圧力を変動させてインク圧力室に連続するノズルからインクを吐出するシェアモード型インクジェットヘッドであって、前記インク圧力室のほぼ中央に対応する前記シート状圧電素子内の位置に設けた第1分極用電極と、前記インク圧力室の両端に対応する前記シート状圧電素子内の位置に設けた第2分極用電極と、前記第1分極用電極と前記第2分極用電極との間に分極用電圧を印加することにより、前記インク圧力室毎に、前記シート状圧電素子の面内方向でかつインクの流動方向とは正逆1組の直角方向の分極がなされて、前記シート状圧電素子内に形成された変形駆動部と前記インク圧力室毎に、前記シート状圧電素子の厚さ方向に電界を発生させて前記変形駆動部を変形させるための駆動用電圧を印加可能な駆動用電極と、を備えたことを特徴とするシェアモード型インクジェットヘッド。
IPC (4件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16 ,  H01L 41/083
FI (3件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H ,  H01L 41/08 Q

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