特許
J-GLOBAL ID:200903013680926433

流体輸送管の弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-308639
公開番号(公開出願番号):特開平9-144912
出願日: 1995年11月28日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 閉弁時に、弁体に付設した弾性シール材と弁座のシート面とを、弁座の中心孔の直径方向での接当代がシート面の環状方向で均等になるように圧接させながらも、弁装置の製造の容易化及び製造コストの低廉化を図る。【解決手段】 流体輸送管Aの貫通孔2と連通する流路3及び弁座6を備えた弁箱4に、弁座6の中心孔6bを閉止可能な弁体7と、弁体7を揺動開閉作動させる弁操作機構Cとを設ける。弁体7の弁座6に対応する側面には、閉弁時に弁座6のシート面6aに面接当状態で圧接される弾性シール材9を付設し、弁体7と弁操作機構Cとの連結部及び弁操作機構Cに、弁操作機構Cに対する弁体7のシート面6aに沿っての一定範囲内での相対移動を許容する融通を設けるとともに、弁座6の中心孔6bに対応する弁体7の側面には、弾性シール材9を圧縮しながら弁体7を閉止作動させたとき、弁座6の中心孔6bの中心と弁体7の中心とが合致する方向に弁体7を移動させる突起部8を形成する。
請求項(抜粋):
流体輸送管(A)の管周壁(1)に形成された貫通孔(2)と連通接続可能な流路(3)を備えた弁箱(4)内の流路壁(4a)に、流路(3)の軸線方向の一側に環状のシート面(6a)を備えた弁座(6)を形成し、この弁座(6)の中心孔(6b)を閉止可能な弁体(7)と、該弁体(7)を弁座(6)のシート面(6a)に対する遠近方向に開閉作動させる弁操作機構(C)とを、前記弁箱(4)に設けるとともに、前記弁体(7)の弁座(6)に対応する側面には、弁体(7)を閉止作動させたとき弁座(6)のシート面(6a)に面接当状態で圧接される弾性シール材(9)を付設してある流体輸送管の弁装置であって、前記弁体(7)と弁操作機構(C)との連結部(E)もしくは弁操作機構(C)のうちの少なくとも一方に、弁操作機構(C)に対する弁体(7)のシート面(6a)に沿っての一定範囲内での相対移動を許容する融通を設けるとともに、前記弁座(6)の中心孔(6b)に対応する前記弁体(7)の側面には、前記弾性シール材(9)を圧縮しながら弁体(7)を閉止作動させたとき、前記弁座(6)の中心孔(6b)の中心と弁体(7)の中心とが合致する方向に弁体(7)を移動させる突起部(8)を形成してある流体輸送管の弁装置。
IPC (4件):
F16K 11/052 ,  F16K 1/226 ,  F16K 31/54 ,  F16L 41/08
FI (4件):
F16K 11/052 Z ,  F16K 1/226 C ,  F16K 31/54 ,  F16L 41/08

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