特許
J-GLOBAL ID:200903013685711656

真空成形方法及びその成形品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-364894
公開番号(公開出願番号):特開平11-179795
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 深い、又は複雑な形状の成形品の成形に適した合成樹脂の真空成形方法とその成形品に関し、肉厚を均一にして材料の損失や強度低下を回避できる成形方法とその方法により成形した鏡餅及び米俵形の容器を得る。【解決手段】 押出機から押し出された軟化樹脂の所定量を受具で受けて軟化樹脂の塊を形成し、この軟化樹脂の塊を押圧機の平板状の成形面で押圧して厚さ分布の不均一な合成樹脂シートを形成し、この合成樹脂シートの厚肉部分を真空成形型の成形凹所の周縁部に位置させて真空成形する。この方法で成形した丸餅形の2個の中空成形品の一方の開口に他方の開口周縁に設けた嵌合突条を嵌合して鏡餅形の容器を得る。また2個のコップ状成形品の開口部相互を嵌合して米俵形の容器を得る。真空成形型の成形凹所の形状に応じて延伸量の大きな部分を肉厚にした合成樹脂シートから成形するので、肉厚の均一な形成品が得られる。
請求項(抜粋):
加熱混練により樹脂を軟化して押し出す押出機と、押出機から押し出された所定量の樹脂を受け取る受具と、対向する平板状の成形面を有する押圧機と、平面状のシート載置面に空気吸引孔を有する成形凹所を形成した真空成形型とを用い、押出機から押し出された軟化樹脂の所定量を受具で受けて軟化樹脂の塊を形成し、この軟化樹脂の塊を押圧機の平板状の成形面で押圧して厚さ分布の不均一な合成樹脂シートを形成し、この合成樹脂シートの厚肉部分を前記成形型の成形凹所の周縁部に位置させた状態でシート載置面に載置し、空気吸引口から成形凹所内の空気を吸引して合成樹脂シートを成形凹所の壁面に密着させて冷却硬化することを特徴とする、真空成形方法。
IPC (3件):
B29C 51/10 ,  B29C 51/20 ,  B29L 22:00
FI (2件):
B29C 51/10 ,  B29C 51/20

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