特許

J-GLOBAL ID：200903013687044614

インジウムの回収・精製方法

発明者： 大野 慶司 ,  藤原 進治 ,  三枝 邦夫
出願人/特許権者： 住友化学工業株式会社
代理人 (1件)： 久保山 隆 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-215234
公開番号（公開出願番号）：特開2001-040435
出願日： 1999年07月29日
公開日（公表日）： 2001年02月13日
要約：

【要約】【課題】インジウム含有物、例えばITOスクラップ等からの簡便で安全、かつインジウムに対するジルコニウム濃度を低減して高純度なインジウム含有水溶液として回収するインジウムの回収・精製方法を提供する。【解決手段】(1)インジウム酸化物を含有する物質を酸性水溶液に溶解し、次いで水素イオン濃度範囲が0.2mol/L以上12mol/L以下のインジウム含有酸性水溶液とジアルキルリン酸を含有する有機相とを接触させた後に、インジウム含有水溶液としてを回収することにより、回収されるインジウム中のジルコニウムを低減させることを特徴とするインジウムの回収・精製方法。(2)インジウム酸化物を含有する物質がITOスクラップである上記(1)記載の回収・精製方法で得られる、インジウムに対するジルコニウムの濃度が40ppm以下であるのインジウム含有水溶液を原料とするITO粉末。

請求項（抜粋）：

インジウム酸化物を含有する物質を酸性水溶液に溶解し、次いで該溶解液の水素イオン濃度を0.2mol/L以上12mol/L以下の範囲に調整した後、ジアルキルリン酸、モノアルキルリン酸、またはその混合物を含有する有機相とを接触させ、インジウム含有水溶液として回収することにより、回収されるインジウム中のジルコニウムを低減させることを特徴とするインジウムの回収・精製方法。

IPC (4件)：

C22B 58/00 ,  C01G 15/00 ,  C22B 3/26 ,  C22B 7/00

FI (4件)：

C22B 58/00 ,  C01G 15/00 G ,  C22B 7/00 G ,  C22B 3/00 J

Fターム (7件)：

4K001AA15 ,  4K001AA31 ,  4K001BA05 ,  4K001BA22 ,  4K001DB04 ,  4K001DB23 ,  4K001DB31