特許
J-GLOBAL ID:200903013695166354

自動車用タイヤのカ-カス構造体の製造方法及び自動車の車輪用タイヤのカ-カス構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-218494
公開番号(公開出願番号):特開2000-052349
出願日: 1999年08月02日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 ブラダーが変形可能であるためタイヤが変形され、不釣合いな摩擦現象によってブラダー自体が鋳型の対応する部分に対して固定され、タイヤの軸線の整合ずれのため、エラストマー的材料が逃げ出してバリ部分が変形するという問題点を解消する、タイヤを成形し且つ加硫処理する方法及び装置を提供すること。【解決手段】 円環状の支持体10の上で製造された未加硫のタイヤ7は、加硫処理鋳型2内にて閉じ込められる。タイヤ7が膨張した後、上記タイヤの内面7bと円環状の支持体10の外面10aとの間に形成された拡散内部スペース18に圧力下の蒸気又は他の流体が供給される。未加硫のエラストマー的材料内で水粒子が拡散するのを防止するため、予加硫処理したライナーがタイヤの内面に予め付与される。
請求項(抜粋):
自動車のタイヤのカーカス構造体を製造する方法において、各々が少なくとも1層の未加硫のエラストマー材料(18)で少なくとも部分的に被覆された長手方向で且つ平行な糸状要素(thread-like element)(15)を備えるストリップ状部分(strip-like sections)(13、14)を作製するステップと、前記ストリップ状部分(13)の第一の系統を円環状の支持体(11)の上に配置するステップであって、該ストリップ状部分の各々が円環状の支持体自体の断面外形の周りで実質的にU字形の形態にて伸長し且つストリップ状部分(13、14)の幅の倍数に対応する周方向ピッチに従って周方向に配分されるようにする前記ステップと、支持ドラム(11)の赤道面に対して軸方向に対向する位置にて前記第一の系統に属する前記ストリップ状要素(13)の端部フラップ(19a)に対して環状の補強構造体(4)の少なくとも主要部分(primary portions)(4a)を付与するステップと、第一の系統の2つの連続的な部分(13)の間にて円環状の支持体(11)の断面の外形の周りでU字形の形態に従って各々伸長する、少なくとも1つの第二の系統の前記ストリップ状部分(14)を円環状の支持体(11)上に配置するステップであって、前記第二の系統の部分(14)の各々が、第一の系統の部分(19)の端部フラップ(19a)に対して軸方向に対向する位置にて前記環状の補強構造体(4)のそれぞれの主要部分(4a)を重ね合わせる端部フラップ(20a)を有するようにする前記ステップとを備えることを特徴とする、カーカス構造体の製造方法。
IPC (7件):
B29C 33/02 ,  B29C 33/42 ,  B29C 35/02 ,  B29D 30/10 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:24 ,  B29L 30:00
FI (4件):
B29C 33/02 ,  B29C 33/42 ,  B29C 35/02 ,  B29D 30/10

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