特許
J-GLOBAL ID:200903013696271640

流体機能を規定する構造ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 青山 葆 ,  岩崎 光隆 ,  中嶋 正二 ,  小島 一晃
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-573143
公開番号(公開出願番号):特表2004-529333
出願日: 2002年03月19日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
入口ポート、出口ポートおよびその間に流体機能を含んでなる下位構造物が存在する数個のマイクロチャンネル構造物を含んでなるマイクロ流体デバイス。該デバイスは対称軸を有し、その周りにマイクロチャンネル構造物を2またはそれ以上の同心性環状ゾーンとして配列する。同じマイクロチャンネル構造物の入口ポートと出口ポートについては、入口ポートが一般に出口ポートよりも対称軸により近い。各マイクロチャンネル構造物は、ディスクを回転させた際に液体を保持し得る下位構造を含んでなり、および/または入口ポートは経路から離して配置し、開放廃棄出口ポートから離れる廃液は、それが回転したときに結果としてディスクの表面を横断する。環状ゾーンのマイクロチャンネル構造物については、対応する下位構造物が本質的に同じ半径距離にあり、一方、異なる環状ゾーンのマイクロチャンネル構造物における対応する下位構造物は異なる半径距離にある。本発明は、また、数種の他の下位構造物にも適応する。該下位構造物は>5mN/mの表面張力を有する液体アリコートの遠心力による輸送に主として適合する。
請求項(抜粋):
マイクロチャンネル構造物を含んでなるマイクロ流体デバイスであって、該構造物中には(a)1またはそれ以上の入口ポート、(b)入口ポートの1つの下流に位置する1またはそれ以上の構造ユニット、および(c)1またはそれ以上の出口ポートが存在し、該マイクロ流体デバイスは複数の個々のマイクロチャンネル構造物(501a、b、c)を含んでなり、該マイクロチャンネル構造物が、 (i)回転軸を有する基板中に存在し;そして (ii)回転軸の周囲に、2もしくはそれ以上の環状ゾーン(リング)(504)または扇状区分を設けるように配置されており、 *各マイクロチャンネル構造物(501a、b、c)は下位構造(506a、b、c)を有し、その下位構造が入口ポート(505a、b、c)の下流にあって、基板が回転したときに液体を保持することが可能であり;そして/あるいは **入口ポートは経路から離れたところに位置しており、ディスクが回転したときに開放廃棄出口ポートを去る廃液アリコートが該ディスク表面を通過するようになっており、当該環状ゾーン/リングまたはその扇状区分それぞれがマイクロチャンネル構造物を有し、そのマイクロチャンネル構造物において対応する下位構造が同じ半径距離に位置する一方、他のゾーン/リングがある場合にはその対応する下位構造が異なる半径距離にある ことを特徴とするマイクロ流体デバイス。
IPC (4件):
G01N35/00 ,  B81B1/00 ,  G01N35/08 ,  G01N37/00
FI (4件):
G01N35/00 D ,  B81B1/00 ,  G01N35/08 A ,  G01N37/00 101
Fターム (6件):
2G058BA06 ,  2G058BA08 ,  2G058DA07 ,  2G058EA14 ,  2G058EB11 ,  2G058FA07
引用特許:
審査官引用 (2件)

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