特許
J-GLOBAL ID:200903013696442738

水性塗料用樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-132345
公開番号(公開出願番号):特開平10-316888
出願日: 1997年05月22日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【解決手段】 各々の共重合成分としてのTgが異なる成分を2段もしくは多段的に共重合されたEm樹脂(A)、(B)樹脂と架橋反応可能な水性硬化剤(C)とから成る水性塗料用樹脂組成物。【効果】 本発明に係る水性塗料用樹脂組成物は、自動車内外装、自動車部品、家電、機械等の金属素材又はその電着塗装膜に対して0.5〜5mmの1コート厚膜塗装を行い130〜140°C×30分程度の焼付時においても、フクレ、クラックを生ずる事なく厚膜化が可能であり、かつ厚膜化された塗膜が耐水性、チッピング性、制振性といった性能を併せて発揮する。
請求項(抜粋):
重合体粒子成分(A)固形分重量と水溶性アクリル樹脂成分(B)固形分重量を基準として、重合体粒子成分(A)40〜90重量%(固形分)と水溶性アクリル樹脂成分(B)10〜60重量%(固形分)を含有する水性塗料用樹脂組成物であって、該重合体粒子成分(A)を構成する重合体粒子が、少なくとも一つの20〜150°Cのガラス転移温度(Tg)と9.0〜11.0のSP値を有する重合体成分を含有する相と、少なくとも一つの-60〜20°Cのガラス転移温度(Tg)と8.0〜10.0のSP値を有する重合体成分を有する相とを含んで構成される重合体粒子であって、該重合体粒子を構成する全ての相が、他の任意の相との対比において、ガラス転移温度(Tg)が10〜200°Cの範囲の温度差をもって相異なり、かつ、該重合体粒子を構成する全ての相が、隣接する相との対比において、SP値が0.5以上をもって相異なることにより、隣接する相相互間の相溶性が抑制されていることを特徴とする、多相構造重合体粒子である、水性塗料用樹脂組成物。
IPC (2件):
C09D 5/00 ,  C09D151/06
FI (2件):
C09D 5/00 A ,  C09D151/06
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 熱硬化型エマルション塗料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-264158   出願人:日本油脂株式会社
  • 特開昭59-210918
  • 特開昭59-136362
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