特許
J-GLOBAL ID:200903013698592133

オーディオ信号復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-208141
公開番号(公開出願番号):特開2001-188599
出願日: 2000年07月10日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】【課題】 周囲騒音によるマスキングの影響を低減し、明瞭なオーディオ信号を再生するオーディオ信号復号装置を実現すること。【解決手段】 パラメータ抽出手段11と信号レベル算出手段12を用いて、入力されたビットストリームよりオーディオ信号の各周波数帯域のレベルを直接算出する。スケールファクタ算出手段14では、騒音レベル算出手段13により算出した騒音信号の各周波数帯域の信号レベルと、オーディオ信号の各周波数帯域のレベルを比較する。そしてオーディオ信号が騒音信号にマスキングされている場合には、オーディオ信号の当該サブバンドの信号を増幅するように各帯域の補正レベルを算出する。パラメータ更新手段16によりスケールファクタを更新することにより、復号化手段17が明瞭なオーディオ信号に変換する。
請求項(抜粋):
圧縮符号化されたオーディオ信号のビットストリームを入力し、復号化したオーディオ信号を出力するオーディオ信号復号装置であって、入力されたビットストリームからフレーム毎にアロケーション情報とスケールファクタ情報とを抽出するパラメータ抽出手段と、前記パラメータ抽出手段により抽出されたアロケーション情報及びスケールファクタ情報と予め定めた定数とにより、フレーム毎に各サブバンド域の信号レベルを算出する信号レベル算出手段と、騒音信号を入力し、オーディオ信号の各サブバンドに対応する各周波数帯域の騒音信号レベルを算出する騒音レベル算出手段と、前記騒音レベル算出手段により算出された各サブバンドの騒音信号レベルから、前記信号レベル算出手段により算出された各サブバンドのオーディオ信号レベルを減算した値を非明瞭度指数とするとき、前記非明瞭度指数が増加したとき、各サブバンドのオーディオ信号の補正レベルを増加させるよう、各サブバンドの補正ゲインをフレーム毎に算出する補正レベル算出手段と、前記補正レベル算出手段により算出された各帯域の補正レベルより、スケールファクタ更新量をフレーム毎に算出するスケールファクタ算出手段と、入力ビットストリームにおける当該フレームのスケールファクタを入力し、前記スケールファクタ算出手段により算出されたスケールファクタ更新量に応じて、入力ビットストリームに含まれるスケールファクタ情報を更新するパラメータ更新手段と、前記パラメータ更新手段から出力されたビットストリームを、圧縮符号化時の符号化方式と対応した復号化方式でフレーム毎にオーディオ信号に復号する復号化手段と、を具備することを特徴とするオーディオ信号復号装置。
IPC (3件):
G10L 21/02 ,  G10L 19/02 ,  G10L 19/00
FI (3件):
G10L 9/00 F ,  G10L 7/04 G ,  G10L 9/18 M
Fターム (1件):
5D045DA20

前のページに戻る