特許
J-GLOBAL ID:200903013700163458

無溶剤型アクリル系シ-トの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-103738
公開番号(公開出願番号):特開2000-034453
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】 ラジカル重合性アクリル系ビニルモノマー低温分解型重合開始剤および高温分解型重合開始剤とを含有する実質的に溶媒を含有していないシロップ状組成物を塗布して積層体を形成する塗布工程、65°C以上に加熱して、ラジカル重合性アクリル系ビニルモノマーを重合させ、残存モノマー量を、シロップ状組成物全重量の2〜20重量%の範囲になるようにする加熱重合工程、上記加熱重合工程の加熱温度よりも低い温度で維持して残存モノマー量が、シロップ状組成物の2重量%以下になるように重合させる熟成重合工程を有する。【効果】 厚手のアクリル系シートを容易に製造することができる。
請求項(抜粋):
ラジカル重合性アクリル系ビニルモノマー、アクリル系ビニルモノマーで構成される共重合体およびアクリル系ビニルモノマー含有部分重合物の少なくともいずれか一種と、10時間半減期が25〜55°Cの範囲内にある低温分解型重合開始剤および10時間半減期が55°Cを超え90°C以下の範囲内にある高温分解型重合開始剤とを含有すると共に、25°Cにおける塗工物粘度が20〜2000ポイズの範囲内にあり、かつ実質的に溶媒を含有していない無溶剤型塗工重合用シロップ状組成物を、少なくとも1枚の支持体上に塗布するか、少なくとも2枚の支持体間に0.15mm以上の塗布厚さで塗布して積層体を形成する塗布工程、該積層体を反応開始時に60°C以上に加熱して、自己発熱により、該無溶剤型塗工重合用シロップ状組成物中に含有されるラジカル重合性アクリル系ビニルモノマーを重合させ、該無溶剤型塗工重合用シロップ状組成物中の残存モノマー量を、該無溶剤型塗工重合用シロップ状組成物全重量の2〜20重量%の範囲になるようにする加熱重合工程、および、上記加熱工程を経た積層体を30°C以上であって上記加熱重合工程の加熱温度よりも低い温度で維持して該積層体中に含有される残存モノマー量が、該無溶剤型塗工重合用シロップ状組成物の2重量%以下になるように重合させる熟成重合工程、を少なくとも有することを特徴とする無溶剤型アクリル系シートの製造方法。
IPC (9件):
C09J 7/02 ,  B29C 41/12 ,  C08J 5/18 CEY ,  C09J 11/04 ,  C09J 11/08 ,  C08L 33/04 ,  C09J 4/06 ,  B29K 33:00 ,  B29L 7:00
FI (7件):
C09J 7/02 Z ,  B29C 41/12 ,  C08J 5/18 CEY ,  C09J 11/04 ,  C09J 11/08 ,  C08L 33/04 ,  C09J 4/06
引用特許:
出願人引用 (4件)
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