特許

J-GLOBAL ID：200903013702886732

漁網の洗浄方法

発明者： 小柳 光弘 ,  近沢 隆志
出願人/特許権者： 南海化学工業株式会社
代理人 (1件)： 大島 泰甫 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-203633
公開番号（公開出願番号）：特開平10-042748
出願日： 1996年08月01日
公開日（公表日）： 1998年02月17日
要約：

【要約】【課題】 水中に生息する貝類や海藻類等の水棲生物の付着、繁殖により汚染した漁網から、貝類及び該貝類をも含めた汚染生物を、有効かつ簡単で網を傷付けず、しかも低コストで除去できる漁網の洗浄方法を提供する。【解決手段】 無機酸水溶液に汚染漁網を浸漬して洗浄する。これによって、貝類の石灰質殻が溶かされるので、付着貝は漁網から除去されると共に、付着貝の脱離に伴い藻も物理的に漁網から除去されやすくなる。また、高度晒粉、晒液の水溶液又は次亜塩素酸塩水溶液に汚染漁網を浸漬処理後、無機酸溶液に浸漬処理するか、または逆に、無機酸溶液に浸漬処理後、高度晒粉等の水溶液に浸漬処理すると、石灰質殻は無機酸の作用により、海藻類は高度晒粉等の作用により除去されるので、人手をかけず薬剤のみによって、簡単かつ完全に汚染漁網を洗浄できる。

請求項（抜粋）：

無機酸水溶液による漁網の洗浄方法。