特許
J-GLOBAL ID:200903013706450254

血管用穿刺装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-135134
公開番号(公開出願番号):特開平5-168636
出願日: 1992年05月27日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 無菌被覆内に包入することができ、そして針を、送信されるビームに対し少なくとも近似的に同軸関係で案内することを可能にする超音波プローブを備えた穿刺装置を提供することを目的とする。【構成】 血管用穿刺装置は、ドップラー効果に基づき血管の探知を可能にする超音波プローブを有する。案内ダクトにより、穿刺針を、プローブにより発振されるビームに対し少なくとも近似的に同軸関係で指向することができる。穿刺は無菌状態で行わなければならない。そのために、プローブは無菌被覆内に包入され、この被覆は超音波ビームの反射器及び針案内ダクトが設けられている無菌結合部材を有する。結合部材は、被覆の一部分であっても良いし、また被覆上に設置される取付け部材として設計することもできる。一回使用性の結合部材を有する無菌被覆で、穿刺装置の時間の掛かる反復的な気体無菌の必要性が排除される。
請求項(抜粋):
ドップラー効果に基づく血管探知用超音波プローブと、穿刺針用の案内ダクトとを備え、該ダクトにより身体への穿刺時に針の軸線を、プローブにより送信されるビームに対し少なくとも近似的に同軸関係で移動することができる血管用穿刺装置において、前記プローブ(20)と身体の表面との間に超音波ビームを偏向する無菌結合部材(1)を設け、該無菌結合部材は、針案内ダクト(13)を含み、少なくとも部分的に無菌状態でプローブ(20)を包入することができる被覆の一部分或るいは取付け部材であることを特徴とする血管用穿刺装置。

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