特許
J-GLOBAL ID:200903013712323590

フィードフォワード歪補償増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-242277
公開番号(公開出願番号):特開平7-099414
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 フィードフォワード歪補償法を利用した増幅器において、歪抑圧量が温度等による増幅器の特性変化で劣化するのを防ぐには常時誤差検出ループを制御する必要があり、これを自動制御で高速・高精度に行なうことを目的としている。【構成】 誤差検出ループの自動制御を行なうために、誤差検出する電力合成器5への2入力をそれぞれ分岐した後、入力信号または制御のためのパイロット信号を抽出するための帯域通過フィルタ13a,13bと、それらの抽出された出力信号を増幅するための増幅器14a,14bを通った信号の位相差を検出するための位相比較器15とを設け、これによって得られる位相検波電圧を判定して移相器11を制御する位相制御回路16aを有している。
請求項(抜粋):
入力信号を増幅して所望の振幅の出力信号を得る主増幅器と、この主増幅器の出力信号の振幅を制御する第1の電力減衰器と、この第1の電力減衰器の出力信号の位相を制御する第1の移相器と、前記入力信号の群遅延時間を調整する第1の遅延線と、前記第1の移相器の出力信号と前記第1の遅延線の出力信号とを合成し、合成出力信号を発生する第1の電力合成器と、この合成出力信号の振幅を制御する第2の電力減衰器と、この第2の電力減衰器の出力信号の位相を制御する第2の移相器と、この第2の移相器の出力信号を増幅する補助増幅器と、前記主増幅器の出力信号の群遅延時間を調整する第2の遅延線と、この第2の遅延線の出力信号と前記補助増幅器の出力信号とを合成する第2の電力合成器とを有するフィードフォワード歪補償増幅器において、前記第1の移相器の出力信号から所定の周波数成分を抽出する第1の帯域通過フィルタと、前記第1の遅延線の出力信号から前記所定の周波数成分を抽出する第2の帯域通過フィルタと、前記第1及び前記第2の帯域通過フィルタの出力信号を一定の電力レベルまでそれぞれ増幅する第1及び第2の増幅器と、これら第1及び第2の増幅器の出力信号間の位相差を検出する位相比較器と、この位相比較器の出力として得られる位相差に応じた電力により前記第1の移相器の移相量を前記移相差が少なくなるように制御する移相器制御回路とを備えることを特徴とするフィールドフォワード歪補償増幅器。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-121607

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