特許
J-GLOBAL ID:200903013713209333

メモリ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-279365
公開番号(公開出願番号):特開平10-126791
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 動き補償予測を行う場合に以前フレームデータと現在フレームデータとをフレームメモリ内に共有してメモリの容量を削減し、以前フレームデータのディスプレイ部へのデータ転送と復号された現在フレームデータのフレームメモリへの書き込みを同時に平行して行い、ディスプレイ部にバッファメモリを要求せずにインタレース表示を可能とするメモリ制御方法を得る。【解決手段】 インタレース表示の表示ライン順に以前フレームデータのアドレスをカウントする再生カウンタ部と、現在フレームの復号する画素のアドレスを動き補償の処理単位ブロックごとにカウントする復号カウント部と、これらカウンタの動作制御に用いる信号を生成するフィールド識別部と基本クロック分周部を含み、フィールド期間中に1フィールドデータの表示と1フレームデータの復号を完了する。
請求項(抜粋):
フレーム間またはフィールド間動き補償予測を用いてディジタル的に圧縮符号化された動画像信号を受信し復号する際に、以前フレームデータと現在フレームデータをメモリ内に共有するメモリ構成法を用い、復号したフレームデータをディスプレイ部においてインタレース表示する動画像復号器において、第1フィールド期間か第2フィールド期間かを識別するフィールド識別部と、フレームメモリ内に貯蔵されている以前フレームの再生する画素のアドレスをライン順序でカウントする再生カウンタ部と、現在フレームの復号する画素のアドレスをブロック順序でカウントする復号カウンタ部と、再生カウンタ部の出力アドレスと復号カウンタ部の出力を元に生成されるメモリ読み出しアドレスと復号カウンタ部出力を元に生成されるメモリ書き込みアドレスの3つの内から1つを選択するアドレス選択手段と、予測復号したフレームデータの一部を貯蔵し、現在フレームの予測復号処理期間中のみデータのアクセスを可能とするデータアクセスイネーブル機能を備えたバッファメモリと、フレームメモリ及びバッファメモリに読み書き制御信号を提供する読み書き制御手段と、復号器の基本動作クロックを分周する分周手段と、ディスプレイ部へ転送されるデータをディスプレイ部でラッチするクロックを生成する再生データ読み取りクロック生成部とを有し、第1フィールド期間では以前フレームの奇数ラインデータがライン単位で順次ディスプレイ部へ転送する処理のみを行い、第2フィールド期間では以前フレームの偶数ラインデータをライン単位で順次ディスプレイ部へ転送する処理とブロックデータ単位による現在フレームの予測復号処理及び予測復号された現在フレームデータのメモリへの書き込みとを交互にに連続して行い、現在フレームデータのフレームメモリへの書き込みは動き探索範囲を外れた以前フレームのブロック位置にバッファメモリに一時貯蔵してある予測された現在フレームのブロックを出力し重ね書きすることを特徴とするメモリ制御方法。
IPC (3件):
H04N 7/32 ,  G06F 3/153 330 ,  G09G 5/36 510
FI (3件):
H04N 7/137 Z ,  G06F 3/153 330 A ,  G09G 5/36 510 M

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