特許
J-GLOBAL ID:200903013716401677

タービン制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-333442
公開番号(公開出願番号):特開平5-163903
出願日: 1991年12月17日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 オペレータに操作上の混乱を生じさせることなく、負荷制限運転時の負荷補正が行えるようにすること、および負荷設定追従モードと負荷制限追従モードとの切替が瞬時に行えるようにすること。【構成】 速度設定器31、加算器35,59、速度調定率演算器33、負荷設定器34、負荷制限器34、低値優先回路37とが設けられたタービン制御装置に、系統周波数低下検出回路81と追従幅切替回路80を設ける。系統周波数低下検出回路81は、負荷制限器34による負荷運転中に系統周波数が低下したときに、負荷制限器34の出力信号PLに速度調定率演算部33からの出力を加算して低値優先回路37に出力する。追従幅切替回路80は、負荷設定追従モードと負荷制限追従モードとを切替た場合、最終負荷信号Pに所定の追従幅を加算または減算して負荷制限器36または負荷設定器34に出力する。
請求項(抜粋):
負荷設定信号を出力する負荷設定器と、速度設定器の設定速度信号とタービン速度検出器からの実速度信号との速度偏差量に速度調定率を掛けて速度調定率ゲイン出力を演算する演算手段と、前記負荷設定信号と速度調定率ゲイン出力とを加算し負荷信号を出力する加算器と、最終負荷信号に所定の追従幅を加算した値に基づいて負荷制限値信号を出力する負荷制限器と、前記負荷信号と負荷制限値信号のうちから低い方の信号を選択し前記最終負荷信号として出力する低値選択手段とを備え、負荷設定追従モードと負荷制限追従モードとを切替可能なタービン制御装置において、前記負荷制限器による負荷運転中に系統周波数が低下したときに、前記負荷制限器の出力信号に前記速度調定率ゲイン出力を加算し、その加算値を負荷制限値信号として前記低値選択手段に出力する補正手段を設けたことを特徴とするタービン制御装置。
IPC (3件):
F01D 21/14 ,  F01D 17/24 ,  F01D 19/00

前のページに戻る