特許
J-GLOBAL ID:200903013717254678

無線方向探知機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-341634
公開番号(公開出願番号):特開平10-186012
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 無線方向探知機の性能向上を目的とする。【解決手段】 ディジタル信号処理により、方向探知を行う角度領域内に複数個のアンテナビームを形成し、上記アンテナビームの中で最大振幅となったビーム番号を記憶する作業を複数回実施してその度数分布を作成し、各ビーム番号毎に、そのビームを中心とする重み付け係数を度数分布に乗じた後全ビームの度数の和を算出して評価値とし、評価値が最大となるビームの方向を到来電波の入射方向と判定する。
請求項(抜粋):
2以上の整数M個のアンテナ素子と、上記M個のアンテナ素子それぞれに対応して接続されたM個の受信機と、上記M個の受信機の出力を取り込み、A/D変換しかつディジタル処理を行う信号処理部とを備え、各アンテナ素子で受信した到来電波をディジタル信号処理することにより到来電波の方向を探知する無線方向探知機において、上記信号処理部の一部を、各受信機の出力に所定の複素係数を乗じた後に加算することにより、方向探知を行う全角度領域内に等角度間隔毎に、角度領域の大きさとビーム幅とで決まる適当な整数K個のアンテナビームを形成する手段と、上記アンテナビームの出力の中で振幅が最大であるアンテナビームのビーム番号を記憶する作業を一定時間毎に、受信信号のS/Nで決まる適当な整数N回繰り返す手段と、上記N個のデータからビーム番号に対する最大振幅となった回数の度数分布を作成する手段と、K個のビーム番号毎に、そのビームを中心とした重み付け係数を上記度数分布に乗じた後、全ビーム番号の度数の和を算出して評価値とし、上記K個の評価値の中で最大度数を持つビームの方向を到来電波の方向と判定する手段とで構成したことを特徴とする無線方向探知機。
IPC (2件):
G01S 3/16 ,  G01S 3/28
FI (2件):
G01S 3/16 ,  G01S 3/28

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