特許
J-GLOBAL ID:200903013718046769

移動通信システムにおけるチャネル割り当て方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-162718
公開番号(公開出願番号):特開平11-018139
出願日: 1997年06月19日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 通話形態に応じてチャネルを選択することができるとともに、トラヒックの収容能力の向上を図ること。【解決手段】 複数の比しきい値と希望波対干渉波電力比との比較を、チャネルの通信形態に基づいて、複数の比しきい値のうちの高い値の比しきい値から順に希望波対干渉波電力比と比較したり、複数の比しきい値のうちの低い値の比しきい値から順に希望波対干渉波電力比と比較したりするように選択する。
請求項(抜粋):
複数の無線ゾーンと、当該複数の無線ゾーン内にそれぞれ配設される基地局と、当該基地局と無線伝送路により接続された複数の移動局とを備えた移動通信システムにて、前記基地局が独立に各チャネルに対する優先度を定め、各チャネルの干渉波電力値を測定し、当該測定された干渉波電力値が所定の電力比しきい値未満であるチャネルでは前記定められた優先度を上げるように修正し、当該測定された干渉波電力値が所定の電力比しきい値以上であるチャネルでは前記定められた優先度を下げるように修正し、当該修正された優先度が高いチャネルから順に希望波電力値に対する干渉波電力値の比である希望波対干渉波電力値を測定し、前記電力比しきい値として異なる値の複数の比しきい値を設定し、前記修正された優先度が高いチャネルについては、その修正された優先度に応じて、当該チャネルの測定された希望波対干渉波電力比と当該設定された複数の比しきい値とを比較し、当該測定された希望波対干渉波電力比がしきい値以上となるチャネルを前記移動局のうちの通話要求のあった移動局に割り当てる移動通信システムにおけるチャネル割り当て方式において、前記設定された複数の比しきい値のうちの高い値の比しきい値から順に選択し、選択された比しきい値と前記測定された希望波対干渉波電力比とを比較していく第1の比較手段と、前記設定された複数の比しきい値のうちの低い値の比しきい値から順に選択し、選択された比しきい値と前記測定された希望波対干渉波電力比とを比較していく第2の比較手段とを有し、前記第1の比較手段と前記第2の比較手段とのいずれか一方を用いて、前記設定された複数の比しきい値と前記測定された希望波対干渉波電力比との比較が行われることを特徴とする移動通信システムにおけるチャネル割り当て方式。

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