特許
J-GLOBAL ID:200903013718073111

パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255024
公開番号(公開出願番号):特開平10-100915
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】引っかかり感の発生を防止できるパワーステアリング装置を提供すること。【解決手段】このパワーステアリング装置に備えられる電子制御ユニットは、操舵が行われているか否かを判断するために、トルク信号Tの絶対値がしきい値TTH以上であるか否かを判別し(S3)、その結果が肯定であれば、モータを駆動する(S2)。さらに、作動油の粘性抵抗に対応するモータの消費電流値に対応する電流信号IM に基づき、電流信号IM が高いほど低い値となるようにしきい値TTHを変更する。その結果、低温時のような作動油の粘性抵抗が高い場合には、操舵開始直後からモータが駆動される。すなわち、操舵補助が迅速に行われるから、引っかかり感が発生するのを防止することができる。
請求項(抜粋):
モータによってオイルポンプを駆動して油圧を発生させ、この発生された油圧により操舵を補助するためのパワーステアリング装置であって、操舵の程度に応じた操舵データを検出するための検出手段と、この検出手段で検出された操舵データが所定のしきい値以上であるか否かを判別するための判別手段と、この判別手段において、操舵データが上記しきい値以上であると判別された場合に、上記モータを駆動するための制御手段と、上記モータの消費電流値を検出するための電流検出手段と、この電流検出手段で検出されたモータの消費電流値に応じて上記しきい値を変更するためのしきい値変更手段とを含むことを特徴とするパワーステアリング装置。
IPC (4件):
B62D 5/07 ,  B62D 6/00 ,  B62D119:00 ,  B62D137:00
FI (2件):
B62D 5/07 B ,  B62D 6/00

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