特許
J-GLOBAL ID:200903013724116795
非水溶媒二次電池およびその電極材料
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 隆也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-110357
公開番号(公開出願番号):特開平5-307977
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】電極容量の大きい、充放電サイクル特性のすぐれた負極材料と、信頼性の高い二次電池の提供。【構成】X線広角回折による面間隔d002が3.35Å以上3.39Å以下のピークを有し、波長5145Åのアルゴンイオンレーザー光を用いたラマンスペクトル分析において、R=IB/IA(ただし、IAはラマンスペクトルにおいて、1580〜1620cm-1の範囲に存在するピークPAの強度を、IBは1350〜1370cm-1の範囲に存在するピークPBの強度とする)で示されるR値が0.2以上である、多相構造を有する炭素質粒子(A)と、X線回折による面間隔(d002)が3.36Å以上3.60Å以下のピークを有し、比表面積が7m2/g以下である、単相構造を有する炭素質粒子(B)との混合物で、再充電可能な正極と負極と、電解質塩を溶解してなる非水電解液とを兼ね備えた二次電池の、負極用電極材料。
請求項(抜粋):
再充電可能な正極と、再充電可能な負極と、電解質塩を溶解してなる非水電解液とを兼ね備えた二次電池の、前記負極用の電極材料であって、多相構造を有する炭素質物粒子(A)と、単相構造を有する炭素質物粒子(B)との混合物で、該炭素質物粒子(A)は、X線広角回折による(002)面の面間隔d002 が3.35Å以上3.39Å以下のピークを有し、波長5145Åのアルゴンイオンレーザー光を用いたラマンスペクトル分析において、R=IB /IA(ただし、IA はラマンスペクトルにおいて、1580〜1620cm-1の範囲に存在するピークPA の強度を、IB は1350〜1370cm-1の範囲に存在するピークPB の強度とする)で示されるR値が0.2以上である炭素質物の粒子であり、該炭素質物粒子(B)はX線広角回折による(002)面の面間隔(d002 )が3.36Å以上3.60Å以下のピークを有し、比表面積が7m2/g以下である炭素質物の粒子であることを特徴とする電極材料。
IPC (2件):
前のページに戻る