特許
J-GLOBAL ID:200903013724744362
内視鏡的外科処置用器具
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-009046
公開番号(公開出願番号):特開平5-253231
出願日: 1993年01月22日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 患者の外傷を極力抑え、簡単に操作でき、体内に挿入したらその位置からずれることのない、特に手根管症候群の治療に適した内視鏡的外科処置用器具を提供する。【構成】 細長いカニューレ30を有する。その末端は閉鎖し、基端36は開放しており、末端から基端36までの長手方向には開口部38によってスロットが形成されている。その使用方法は、まず、カニューレ30を、手根に設けた切り口から患者の体内に、その末端が屈筋支帯の末端に達するまで挿入する。次に、関節鏡50を基端36からスロットへ通した後、ナイフ54を開口部38からスロットへ入れる。そして、関節鏡50で観察しながらナイフ54を末端方向へ押し進めて屈筋支帯を切断していくのである。スロットの断面形状はD字形をなしており、そのリムを構成している各面は同一平面内にある。従って、カニューレ30を、回転させてしまうことなどなく、一定の向きで保持できるようになっている。
請求項(抜粋):
閉鎖した一端(34)と、開放した他端(36)と、上記閉鎖端(34)に隣接する点から上記開放端に隣接する点まで長手方向に形成されたスロット(40)とを備えたカニューレ(30)を有し、上記スロット(40)は、実質的にその全長にわたってD字形の断面形状を有し、上記D字形の平坦部は、上記長手方向におけるスロット(40)のリム(68)に沿っていることを特徴とする内視鏡的外科処置用器具。
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