特許

J-GLOBAL ID：200903013734922609

異方性の小さい深絞り用非時効熱延鋼板の製造方法

発明者： 土師 純治 ,  中村 隆彰 ,  脇田 淳一
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 萩原 康弘 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-319375
公開番号（公開出願番号）：特開平8-157962
出願日： 1994年11月30日
公開日（公表日）： 1996年06月18日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、フェライトの結晶粒度番号が6.5番以上、全伸びが55%以上、AIが15MPa以下、平均r値が1以上、Δrが0.1以下の深絞り用非時効熱延鋼板を経済性よく製造する方法を提供する。【構成】 重量でC≦0.0025%、P≦0.005%、N≦0.003%、S≦0.004%、Mn:0.05〜0.20%、Al:0.02〜0.07%、Si≦0.03%その他不可避的元素を含み、40ppm≦C+N+P+S≦110ppmを満足した750°C以下のAlキルド鋼片を、Ar3 変態点温度以上1000°C以下に加熱し、仕上げ温度≧910°Cで熱間圧延後、冷却速度20°C/sec以上で冷却し500〜600°Cで巻き取り、少なくとも60分保定する。

請求項（抜粋）：

重量でC≦0.0025%、P≦0.005%、N≦0.003%、S≦0.004%、Mn:0.05〜0.20%、Al:0.02〜0.07%、Si≦0.03%その他不可避的元素を含み、40ppm≦C+N+P+S≦110ppmを満足した750°C以下のAlキルド鋼片を、Ar3 変態点温度以上1000°C以下に加熱し、仕上げ温度≧910°Cで熱間圧延後、冷却速度20°C/sec以上で冷却し500〜600°Cで巻き取り少なくとも60分保定することにより、フェライトの結晶粒度番号が6.5番以上、全伸びが55%以上、AIが15MPa以下、平均r値が1.00以上、Δrが0.10以下の特性を付与することを特徴とする異方性の小さい深絞り用非時効熱延鋼板の製造方法。

IPC (3件)：

C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06