特許

J-GLOBAL ID：200903013740734849

強酸性水の生成方法

発明者： 蘇 慶泉 ,  和田 洋 ,  伊藤 博文 ,  築井 良治
出願人/特許権者： 株式会社荏原製作所
代理人 (1件)： 吉嶺 桂 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-078066
公開番号（公開出願番号）：特開平9-239365
出願日： 1996年03月07日
公開日（公表日）： 1997年09月16日
要約：

【要約】【課題】 強酸性水の使用目的に応じて必要最少限の残留塩素の強酸性水を生成でき、塩素ガスの発生とか、腐食性の問題のない強酸性水の生成方法を提供する。【解決手段】 イオン透過性隔膜によって仕切られた陰極室と陽極室とを有する電解槽に、原水を通水して電解することによる強酸性水の生成方法において、前記原水に塩化ナトリウム又は塩化カリウムと、硫酸ナトリウム又は硫酸カリウムとを添加して電解することとしたものであり、前記塩化ナトリウム又は塩化カリウムは、原水塩素イオン濃度が10〜500mg/リットルの範囲内の濃度となるように添加し、また硫酸ナトリウム又は硫酸カリウムは、原水導電率が1500〜2000μS/cmとなるように添加するのがよく、また、前記電解槽は、強酸性水の生成流量1リットル/分当たり、電解電流値を5〜20アンペアの範囲で負荷するのがよい。

請求項（抜粋）：

イオン透過性隔膜によって仕切られた陰極室と陽極室とを有する電解槽に、原水を通水して電解することによる強酸性水の生成方法において、前記原水に塩化ナトリウム又は塩化カリウムと、硫酸ナトリウム又は硫酸カリウムとを添加して電解することを特徴とする強酸性水の生成方法。