特許
J-GLOBAL ID:200903013741673150

測位装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-136046
公開番号(公開出願番号):特開平6-347531
出願日: 1993年06月07日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 衛星からの受信データの劣化制御や電離層等の影響に伴い各組合せ毎に測位結果が異なる場合であっても位置とびが生じないようにする。【構成】 基準位置データFに対する測位結果Dのずれを平均し、平均位置ずれ量をGとして位置ずれ量記憶部7に供給する。位置ずれ量記憶部7は、組合せC ́と平均位置ずれ量Gを対応付け、当該平均位置ずれ量Gを位置ずれ量Iとして記憶する。補正演算部6は、現在選択している衛星の組合せCにより位置ずれ量記憶部7を参照し位置ずれ量Iを読みだす。補正演算部6は、測位演算部5により得られる測位結果Dを読みだした位置ずれ量Iにより補正し、補正された位置を受信位置Eとして出力する。
請求項(抜粋):
搭載される移動体が基準位置に位置している状態で、選択し得る複数通りの衛星の組合せそれぞれについて、当該組合せに属する衛星から受信した信号に基づき上記移動体の位置を演算し、演算した位置が基準位置の真の値に対してどの程度ずれているかを示す位置ずれ量を演算し、演算した位置ずれ量を衛星の組合せに対応付けて記憶する位置ずれ量演算手段と、良好な測位精度を期待できる衛星の組合せを選択し、選択した組合せに属する衛星から受信した信号に基づき上記移動体の位置を演算し、選択した組合せに対応付けて記憶されている位置ずれ量を読みだし、読みだした位置ずれ量により演算した位置を補正し、補正した位置を出力する通常時演算手段と、を備え、衛星の組合せを変更した場合に、補正に使用する位置ずれ量を衛星の組合せの選択内容に応じて変更することにより、衛星の組合せの変更に伴い生じる位置とびを抑制することを特徴とする測位装置。

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