特許
J-GLOBAL ID:200903013754588640

冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-315287
公開番号(公開出願番号):特開平6-034207
出願日: 1992年11月25日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 第1減圧装置の構造を簡略化しながらも、気液分離器内の圧力を一定に保って冷凍能力をさらに向上させる。【構成】 インジェクション方式の冷凍サイクル1において、冷媒凝縮器3の下流側と第1減圧装置5の上流側との間にレシーバ4を接続し、冷媒流路9、10に電磁弁15、16を配し、バイパス路11に電磁弁17を配した。そして、電磁弁16を閉弁し、電磁弁15、17を開弁するインジェクションモード時のみ冷媒流路9より気液分離器6内に気液二相冷媒を流入させて、冷媒ガスのみを冷媒圧縮機2の吸入側に直接送り、液冷媒を気液分離器6内に蓄積させるようにした。また、電磁弁16を開弁し、電磁弁15、17を閉弁する冷媒蒸発器モード時には、気液分離器6内に蓄積された液冷媒を冷媒蒸発器8で蒸発気化させるようにして、気液分離器6内の圧力の変動量を著しく小さくした。
請求項(抜粋):
冷媒圧縮機、冷媒凝縮器、第1減圧装置、気液分離器、第2減圧装置および冷媒蒸発器を環状に接続してなり、さらに前記第2減圧装置と前記冷媒蒸発器を迂回するバイパス路によって前記気液分離器の冷媒ガス側と前記冷媒圧縮機の吸入側とを接続した冷凍サイクルにおいて、前記冷凍サイクルは、(a)前記冷媒凝縮器の下流側と前記第1減圧装置の上流側との間に接続され、冷媒ガスと液冷媒とを分離して前記第1減圧装置に液冷媒のみを送るレシーバと、(b)このレシーバ内と前記気液分離器内とを前記第1減圧装置を介して接続する冷媒流路を開閉する流路開閉手段と、(c)前記気液分離器内の冷媒を前記第2減圧装置と前記冷媒蒸発器を通して前記冷媒圧縮機の吸入側に送る第1経路と前記気液分離器内の冷媒を前記バイパス路を通して前記冷媒圧縮機の吸入側に送る第2経路とを切り替える経路切替手段と、(d)この経路切替手段により前記第1経路側に切り替えられているときに前記流路開閉手段を閉じ、且つ前記経路切替手段により前記第2経路側に切り替えられているときに前記流路開閉手段を開く制御手段とを備えたことを特徴とする冷凍サイクル。

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