特許

J-GLOBAL ID：200903013757683890

製紙用サイズ剤組成物

発明者： 安藤 征太郎 ,  天野 竣介 ,  佐藤 徳久
出願人/特許権者： 東邦化学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-017076
公開番号（公開出願番号）：特開平6-207399
出願日： 1993年01月07日
公開日（公表日）： 1994年07月26日
要約：

【要約】【目的】ロジンエステル類の水性エマルジョンを製紙用サイズ剤として使用するに際し、広いpH領域でサイズ性能を発揮するサイズ剤組成物を提供することにある。【構成】乳化剤として下記の一般式で示されるカチオン性界面活性剤をロジンエステル100部に対し2〜25部使用する。【化1】(但しAは炭素数1〜12のアルキル、もしくはシクロアルキル基を有するアルキルフェニル基、又は2〜6個のベンゼン環を有するアリールフェニル基、Rはエチレン又はエチレン及びプロピレンの混合基、R1、R2及びR3は炭素数1〜4のアルキル基又はヒドロキシエチルもしくはヒドロキシプロピル基、Xはハロゲン原子、nは1〜50の整数をそれぞれ示す。)【効果】本発明のサイズ剤は、少量の乳化剤使用量で、粒子径の小さい安定なエマルジョンを形成し、広いpH領域でサイズ効果を発揮することが可能である。

請求項（抜粋）：

ロジン類と多価アルコールとから誘導されるロジンエステル類100部に対して乳化剤として下記一般式で示されるカチオン性界面活性剤2〜25部を用いることを特徴とする水性エマルジョン型製紙用サイズ剤組成物。【化1】(但しAは炭素数1〜12のアルキル、もしくはシクロアルキル基を有するアルキルフェニル基、又は2〜6個のベンゼン環を有するアリールフェニル基、Rはエチレン又はエチレン及びプロピレンの混合基、R1、R2及びR3は炭素数1〜4のアルキル基又はヒドロキシエチルもしくはヒドロキシプロピル基、Xはハロゲン原子、nは1〜50の整数をそれぞれ示す。)

IPC (2件)：

D21H 17/07 ,  D21H 17/62