特許
J-GLOBAL ID:200903013765143047

水門装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-228507
公開番号(公開出願番号):特開2006-045914
出願日: 2004年08月04日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】 平常時におけるゲート扉の無駄な開閉を極力なくす一方、非常時には確実にかつ的確なゲート扉の開閉が行われるようにした水門装置を提供する。 【解決手段】 水門装置1のゲート扉2よりも上流側及び下流側に水位計10a、10bを備えると共に、ゲート扉2の制御装置4には下流側水位が予め設定した基準下流側水位よりも高いか低いかを比較判定する下流側水位比較判定手段15aと、上流側と下流側の水位差が予め設定した基準水位差よりも大きいか小さいかを比較判定する水位差比較判定手段15bとを備える。そして、下流側水位比較判定手段15aにて下流側水位が基準下流側水位よりも低いと判定されればゲート扉2を開放させる一方、高いと判定されれば続いて水位差比較判定手段15bにて比較判定し、水位差が基準水位差よりも大きいと判定されればゲート扉2を開放させ、小さいと判定されればゲート扉2を閉鎖させる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
河川や水路にゲート扉を開閉自在に配設し、該ゲート扉を開閉駆動する駆動装置を備え、該駆動装置を駆動制御する制御装置を備えて成る水門装置において、前記ゲート扉よりも上流側及び下流側の水位を計測する水位計をそれぞれ備えると共に、前記制御装置には下流側の水位計にて計測される下流側水位が予め設定した基準下流側水位よりも高いか低いかを比較判定する下流側水位比較判定手段と、上流側と下流側の水位計にて計測される各水位の水位差が予め設定した基準水位差よりも大きいか小さいかを比較判定する水位差比較判定手段とを備え、前記下流側水位比較判定手段にて比較判定した結果下流側水位が基準下流側水位よりも低いと判定されれば、前記駆動装置を開放側へ駆動制御してゲート扉を開放させる一方、下流側水位が基準水位よりも高いと判定されれば、続いて前記水位差比較判定手段にて比較判定し、その結果上流側と下流側の水位差が基準水位差よりも大きいと判定されれば、前記駆動装置を開放側へ駆動制御してゲート扉を開放させ、上流側と下流側の水位差が基準水位差よりも小さいと判定されれば、前記駆動装置を閉鎖側へ駆動制御してゲート扉を閉鎖させるように構成したことを特徴とする水門装置。
IPC (2件):
E02B 7/20 ,  F16K 3/02
FI (2件):
E02B7/20 105 ,  F16K3/02 A
Fターム (6件):
2D019AA45 ,  3H053AA35 ,  3H053BA01 ,  3H053BD01 ,  3H053DA02 ,  3H053DA12
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実開平6-43028号公報

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