特許
J-GLOBAL ID:200903013768031266

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-139762
公開番号(公開出願番号):特開平5-306756
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 変速時に摩擦要素に供給される油圧の給排によって変速段が切り換えられる自動変速機において、複数の変速段にまたがって変速動作が行われるように変速指令が連続して出力された場合においても、良好な変速制御を行わせるようにすることを目的とする。【構成】 副変速機の単独変速動作を起点とする変速動作が、主変速機と副変速機とでギヤ比の変化が逆方向の変速動作を経て終了するように複数の変速段にまたがる変速指令が連続して出力されたときに、副変速機の変速機構が作動しているときには、先行する変速指令に基づく変速動作が終了してから次の変速指令に基づく変速動作を実行させる。一方、上記変速機構が作動していないときには、指令された変速段へ中間変速段を飛ばした変速動作を実行させるようにする。
請求項(抜粋):
エンジン出力が入力されるトルクコンバータと、トルクコンバータの出力を変速する変速機構と、この変速機構の動力伝達経路を切り換える複数の摩擦要素と、油圧の給排によって上記摩擦要素を選択的に締結させて変速段を切り換える変速段切換手段と、運転状態に応じて決定した変速段が得られるように変速指令を出力する変速指令手段と、出力された変速指令に応じて上記変速段切換手段を作動させて変速動作を行わせる変速制御手段とを有する自動変速機の制御装置であって、上記変速機構の変速動作を検出する変速動作検出手段と、複数の変速段にまたがって変速動作が行われるように上記変速指令手段から変速指令が連続して出力されたときに、上記検出手段によって変速機構の動作状態が検出されているときには、上記変速制御手段に先行する変速指令に基づく変速動作が終了してから次の変速指令に基づく変速動作を実行させると共に、上記変速機構の動作状態が検出されていないときには、上記変速制御手段に指令された変速段へ中間変速段を飛ばした変速動作を実行させる変速指令補正手段とが設けられていることを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/04 ,  F16H 61/00 ,  F16H 59:68
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-099750
  • 特開平1-283453

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