特許
J-GLOBAL ID:200903013770976243

有機EL素子とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 畑中 芳実 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-101129
公開番号(公開出願番号):特開2000-294380
出願日: 1999年04月08日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】 非発光領域に出て行く光に起因する発光のにじみ、混合色を無くした有機EL素子を提供する。【解決手段】 透明基板1の上に帯状の陽極2を間隔をおいて平行に複数個形成する。陽極と陽極との間を吸光性絶縁膜3で埋める。吸光性絶縁膜は、光の吸収率が0.7〜1未満の絶縁性物質を熱硬化性樹脂に分散させたものからなる。陽極と吸光性絶縁膜の表面に正孔注入輸送層4、発光層5、電子注入輸送層6を形成する。その上に陽極と直角方向に陰極7を複数個平行に形成する。発光層から透明基板の非発光領域(陽極と陽極との間)に向かう光は、吸光性絶縁膜に吸収されて非発光領域に出て行かず、発光のにじみと光の混合は防止される。上記絶縁性物質には例えばCuO、V2O5、熱硬化性樹脂には例えばエポキシ樹脂が選ばれる。
請求項(抜粋):
透明基板の上に帯状の透明導体製の陽極を間隔をおいて平行に複数個設け、この陽極を含む前記透明基板上に発光層を含む有機多層膜を設けるとともに、この有機多層膜の表面に帯状の陰極を前記陽極とは直角方向に間隔をおいて平行に複数個設けた有機EL素子において、光の吸収率が0.7〜1.0未満の絶縁性物質と熱硬化性樹脂バインダーとからなる混合物を、前記陽極と陽極との間を埋めるように設けたことを特徴とする有機EL素子。
IPC (3件):
H05B 33/22 ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14
FI (3件):
H05B 33/22 Z ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14 A
Fターム (9件):
3K007AB00 ,  3K007AB01 ,  3K007AB18 ,  3K007BA06 ,  3K007CA01 ,  3K007CB01 ,  3K007DA00 ,  3K007DB03 ,  3K007FA01

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