特許
J-GLOBAL ID:200903013771472125

防振ブッシュ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-075738
公開番号(公開出願番号):特開平7-280013
出願日: 1994年04月14日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 抜き窓部の変形に基く本来の防振特性を確保しつつ、弾性体の外筒体への圧入組み付け時におけるフランジ部の噛み込み現象の防止を図り、同時に、使用時における異音発生の防止をも図る。【構成】 内筒体1と、外筒体2とをゴム弾性体3で互いに連結し、内筒体を振動入力方向から挟む両側位置のゴム弾性体にそれぞれ筒軸X方向に貫通する抜き窓部4,5を設ける。各抜き窓部の筒軸に直交する方向に相対向する両対向面34,35、36,37の周方向中央位置を互いに連結する薄肉で波形の連結壁6a,7aを筒軸方向全域に延びるようゴム弾性体と一体に形成する。筒軸方向両端のゴム弾性体に外周方向に拡径して外筒体端面に係合するフランジ部をゴム弾性体と一体に形成する。各連結壁の屈曲部に振動入力により破断する最弱部61a,71aを形成するとともに、根元部を対向面に対して滑らかな曲面で移行するように形成する。
請求項(抜粋):
内筒体と、この内筒体を囲むよう配置された外筒体と、この外筒体と内筒体との間に介装されて上記外筒体の内周面と内筒体の外周面とを互いに連結する弾性体とを備え、この弾性体には、上記内筒体の筒軸方向の端面に開口して上記筒軸方向に延びる1または2以上の空所が形成されているとともに、上記筒軸方向両端の周縁が拡径されて上記外筒体の両端面を覆うフランジ部が形成され、上記弾性体は、上記外筒体に対して上記内筒体の筒軸方向に圧入されることにより上記外筒体と連結されている防振ブッシュにおいて、上記空所には、上記内筒体の筒軸に直交する方向に相対向する上記空所の両対向面の上記筒軸方向に延びる線状の部位同士を互いに連結する少なくとも1つの薄肉の連結壁が上記弾性体と一体に形成されていることを特徴とする防振ブッシュ。

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