特許
J-GLOBAL ID:200903013775894130

電界発光素子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-203915
公開番号(公開出願番号):特開平11-040362
出願日: 1997年07月15日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 輝度むらがない電界発光素子及びその製造方法を提供する。【解決手段】 有機ELパネル1は、透明なガラス基板10上にアノード電極11、低抵抗金属電極12、有機EL層13、及びカソード電極14が積層されたものである。アノード電極11は、ITOによって構成され、シート抵抗が大きい。このアノード電極11の周端部上に低抵抗金属電極12を設ける。低抵抗金属電極12はシート抵抗が小さい。有機EL層13は、低抵抗金属電極12からの距離が大きくなるに従って薄くなっている。アノード電極取り出し端子11aから印加した電圧は、低抵抗金属電極12においてほとんど電圧降下を生じないが、アノード電極11において電圧降下を生じる。これにより、アノード-カソード間電圧が小さくなる中央部は有機EL層13が薄くなっているため、有機ELパネル1全体でほぼ同じ輝度の光を発する。
請求項(抜粋):
電圧を印加するための第1の端子を設けた第1の電極と、この第1の電極に対向して設けられ、電圧を印加するための第2の端子を設けた、前記第1の電極より低いシート抵抗値を示す第2の電極(14)と、前記第1、第2の電極間に設けられ、前記第1、第2の電極間の電圧とその厚さとに応じた輝度で光を発する発光領域を有する発光層とを備え、前記発光層は、発光領域の輝度が均一になるように層厚方向の厚さが異なっている、ことを特徴とする電界発光素子。
IPC (3件):
H05B 33/14 ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/22
FI (3件):
H05B 33/14 ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/22
引用特許:
審査官引用 (5件)
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