特許
J-GLOBAL ID:200903013778175088

人工衛星捜索位置発信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-275513
公開番号(公開出願番号):特開平11-052039
出願日: 1997年10月08日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 宇宙から地球へ再突入し帰還した人工衛星の捜索を長時間可能にする。【解決手段】 人工衛星捜索位置発信装置は、GPS衛星からのGPS信号4を受信し、GPS信号から自己の位置を算出する算出部8と、帰還点近傍の地形情報をディジタル情報として記憶するディジタル記憶部9とを備え、算出した自己の位置と前記ディジタル地図の情報から人工衛星の帰還点がどの圏内にいるかを割り出し、さらに、ビーコン信号発信機11への電源電池13の残量センサ14及び温度センサ15から得られた電源電池の残量及び温度などに依存して供給電力モード決定部9で供給電力モードを設定し、供給電力モードに対応してビーコン信号発信機11からの電波送信の単位時間当たりの期間と送信間隔および送信電力を制御する。
請求項(抜粋):
宇宙から地球へ再突入し帰還する人工衛星に搭載されたGPS(Global Positioning System)アンテナと、このGPSアンテナから受信するGPS信号から人工衛星の位置を算出する位置算出部と、この位置算出部で算出した人工衛星の位置を船舶、航空機等の捜索基地に通報電波として発信するビーコン信号発信機と、前記通報電波を送信するためのビーコン信号送信アンテナと、前記ビーコン信号発信機へ電力を供給する電源電池と、予定帰還点近傍のディジタル地図を記憶しているディジタル地図記憶部と、前記位置算出部から入力された人工衛星の位置がディジタル地図記憶部から読み出したディジタル地図のどの圏内かを判別して前記ビーコン発信機への電源電池の消費電力を節約する供給電力モードを決定する供給電力モード決定部と、前記供給電力モードに応じてビーコン信号発信機から発信する電波の強度、送信時間、送信間隔を制御することにより前記電源電池の電力を管理する電源管理用制御回路とを有する人工衛星捜索位置発信装置。

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