特許
J-GLOBAL ID:200903013783447495

補助人工心臓およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 向山 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-275326
公開番号(公開出願番号):特開平6-105902
出願日: 1992年09月17日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 合成樹脂により形成された補助人工心臓であっても、形成材料の物性の変化をあまり与えることなく、血液接触面にヘパリンが固定された補助人工心臓およびその製造方法を提供する。【構成】 ハウジングと、ハウジング内を血液室と、駆動流体流入室とに区分する可撓性ダイヤフラムと、血液室に連通する血液流入ポートと血液流出ポートと、駆動流体流入室と連通する駆動流体流出入用ポートと、血液流入ポートおよび血液流出ポート内に設けられた合成樹脂製逆流防止弁を有し、逆流防止弁を含む血液接触面は、オゾン処理により生成された基材表面の酸化物中に含まれる官能基と、ヘパリンのアミノ基とが、直接、または少なくとも一種のカップリング剤を介して共有結合した抗血栓性表面となっている補助人工心臓である。
請求項(抜粋):
ハウジングと、該ハウジング内を血液室と、駆動流体流入室とに区分する可撓性ダイヤフラムと、前記血液室に連通する血液流入ポートと血液流出ポートと、前記駆動流体流入室と連通する駆動流体流出入用ポートとを有する合成樹脂製補助人工心臓であって、前記血液流入ポートおよび血液流出ポート内には、合成樹脂製逆流防止弁を有し、さらに、前記補助人工心臓の前記逆流防止弁を含む血液接触面は、オゾン処理により生成された基材表面の酸化物中に含まれる官能基と、ヘパリンのアミノ基とが、直接、または少なくとも一種のカップリング剤を介して共有結合した抗血栓性表面となっていることを特徴とする補助人工心臓。
IPC (2件):
A61L 31/00 ,  A61M 1/10 310

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