特許
J-GLOBAL ID:200903013786381150

重荷重用空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-249580
公開番号(公開出願番号):特開平7-101207
出願日: 1993年10月05日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、ベルトエンドセパレーションを抑制すると共に摩耗特性の悪化を最小限に抑える。【構成】 4枚のベルト層のなかで第2ベルト層20と第3ベルト層22とで交差積層を形成する。交差積層のうちの幅広のベルト層は、スチールコードの単位幅当たりの打ち込み本数を幅狭のベルト層よりも大きくすると共に、スチールコードのコード強力を幅狭のベルト層よりも小さくする。ベルトエンドセパレーションの発生し易い幅狭のベルト層のコード間隔が大きいため、ベルトコードの端部で生じた剥離がつながって生じるベルトエンドセパレーションの発生を遅らせることができる。また、幅が広い方のベルト層のスチールコードの単位幅当たりの打ち込み本数を幅狭のベルト層のそれよりも大きくしたので、ベルト層の剛性低下を補って、摩耗特性の悪化を最小限に抑える。
請求項(抜粋):
端部がビードコアの周りに係止されてトロイド状に延びるカーカスと、前記カーカスのクラウン部に配置されるベルトと、を備え、前記ベルトが平行配列のスチールコードをゴム引きしたベルト層の複数層からなると共に、前記ベルト層の少なくとも2層を、互いのスチールコードがタイヤ赤道面を挟んで反対方向に傾斜するように交差積層した重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、前記交差積層されたベルト層のうち、幅が広い方のベルト層においては、スチールコードの単位幅当たりの打ち込み本数を幅が狭い方のベルト層のそれよりも大きくすると共に、スチールコードの強力を幅が狭い方のベルト層のそれよりも小さくしたことを特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
IPC (3件):
B60C 9/18 ,  B60C 9/08 ,  B60C 9/20

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