特許
J-GLOBAL ID:200903013790589998

飲料水供給装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-093949
公開番号(公開出願番号):特開平8-290166
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】緊急被災時などに、誰にでも簡単に取扱いが可能な装置で、非常に安全性の高い飲料水を供給する。【構成】原水1としては、緊急被災時には、学校および学校以外のプール、河川、あるいは湖沼の水が水源となり、原水槽2に貯留される。酸化沈澱処理のための薬品を投入して簡易的に沈澱3を形成する。上澄み液4は、吸入口5から汲み上げ、吸水ホース6を介して濾過ポンプ7によって加圧する。濾過ポンプ7は、発電機8によって発生される電力で駆動される。これによって、停電時にも水の浄化が可能である。加圧された上澄み液4は、接続ホース9を介して中空糸膜濾過モジュール10を下方から上方に通過する間に濾過され、浄水ホース11から浄水12として浄水槽13に流入し、貯留される。中空糸膜濾過モジュール10は、透明な円筒状のハウジング内に、細い中空糸の束が収納される。
請求項(抜粋):
水源からの原水を清浄化して飲料水として供給する装置であって、原水を貯留する折り畳み可能な水槽と、水槽中に貯留される原水に含有される汚濁物、有機物、細菌類を酸化沈澱させる浄化用薬品と、水槽中から上澄み液を汲み上げるポンプと、0.1μm以下の濾過孔が表面に形成される中空糸膜を束ねて構成され、ポンプによって汲み上げられた上澄み液を濾過する中空糸膜濾過モジュールとを含むことを特徴とする飲料水供給装置。

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