特許
J-GLOBAL ID:200903013791409225

廃棄物処理装置及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-176237
公開番号(公開出願番号):特開平10-015426
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 廃棄物の組成、物性にかかわらず再利用可能な物質の回収率や装置運転効率の最適化を図ることにある。【解決手段】 廃棄物を破砕する破砕機1、破砕された廃棄物から再利用可能な物質を選別して回収する選別機2、破砕機1と選別機2を直接制御し定められた運転条件に保つ破砕機制御装置10と選別機制御装置11、認識手段100が認識したデータに基づき運転条件を変えた場合の各物質の破砕粒径分布を演算する破砕機演算装置200、破砕機演算装置200からの破砕粒径分布を入力して運転条件を変えた場合の各物質の回収率を演算する選別機演算装置210、選別機2が選別、回収した物質を認識する認識手段110からのデータに基づき各物質の回収率を演算し最適回収率を得るための破砕機1と選別機2の運転条件を抽出する判定演算装置400から構成される。
請求項(抜粋):
廃棄物を破砕する破砕機と、破砕された廃棄物から再利用可能な物質を選別回収する選別機と、前記破砕機、前記選別機それぞれの能力を制御する制御手段とを備えた廃棄物処理装置において、破砕前の廃棄物中の各物質の重量を認識する第1の認識手段と、各物質の破砕粒径分布と運転条件との相関データを有し、前記第1の認識手段からの各物質の重量に基づき運転条件を変化させた時の各物質の破砕粒径分布を演算して出力する第1の演算手段と、各物質の粒径分布と回収率との相関データを有し、前記第1の演算手段から入力された各物質の破砕粒径分布から回収率を演算し、この回収率を用いて得られる回収される各物質の量を合計した値を前記破砕機に供給される廃棄物量で除した全回収率が最大となるような前記破砕機、選別機の運転条件を抽出し、この運転条件が得られるように前記各制御手段を設定する第2の演算手段とを設けたことを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (2件):
B02C 25/00 ,  B02C 23/08
FI (2件):
B02C 25/00 A ,  B02C 23/08 Z

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