特許
J-GLOBAL ID:200903013792419712

紙葉類厚さ判別装置およびその判別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-088306
公開番号(公開出願番号):特開平8-285568
出願日: 1995年04月13日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ローラ対に紙葉類が突入・抜け出る時に生じるショック波形の影響を受けずに紙葉類の厚さ算出をする。【構成】 固定の下ローラと可動ローラからなるローラ対に紙葉類が通過するときの可動ローラの移動量をセンサで検出する。紙葉類挟持の検知用の第1信号レベルL1と、サンプリング終了用の第2信号レベルL2と、各サンプリングデータの使用の有無決定用の第3信号レベルL3を設定する。センサ出力データがL1を越えてから、L1に向かって信号レベルL2を越えるまでの間、または予め決めた所定時間経過するまでの間に生じたセンサ出力データを紙葉類の厚さを算出するためのサンプリングデータとして取り込む。演算部は取り込んだサンプリングデータがL1に向かってL3を越えてから、L1とは反対方向にL3を越える時までに生じたサンプリングデータを基に紙葉類の厚さを算出する。
請求項(抜粋):
紙葉類を搬送する搬送経路において固定された第1のローラと、該第1のローラと対向するように弾性部材で付勢されている可動な第2のローラとからなるローラ対と、該ローラ対に紙葉類が通過するときの前記第2のローラの移動量を検出する検出手段と、紙葉類が前記ローラ対に挟持されたのを検知するための予め設定した第1の信号レベルを前記検出手段からの検出データが越えたことを判断する第1の比較手段と、該第1の比較手段の前記判断に応じて計時を開始し所定時間まで計時する計時手段と、紙葉類の厚さデータのサンプリングを終了するための予め設定した第2の信号レベルを前記検出手段からの検出データが前記第1の信号レベルに向かって越えたことを判断する第2の比較手段と、前記第1の比較手段が前記判断をしてから、前記第2の比較手段の前記判断のある時まで、または前記計時手段がタイムアウトするまでの間に生じる前記検出データを紙葉類の厚さを算出するためのサンプリングデータとして取り込むサンプリングデータ取り込み手段と、該サンプリングデータ取り込み手段から取り込まれたデータを基に紙葉類の厚さを算出する演算手段とを有することを特徴とする紙葉類厚さ判別装置。

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