特許

J-GLOBAL ID：200903013801277705

プレス成形性と塗装焼付硬化性に優れたアルミニウム合金板およびその製造法

発明者： 橋本 夏子 ,  菊池 正夫 ,  佐賀 誠
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 椎名 彊 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-332464
公開番号（公開出願番号）：特開平7-188825
出願日： 1993年12月27日
公開日（公表日）： 1995年07月25日
要約：

【要約】【目的】 プレス成形性と塗装焼付硬化性に優れた、自動車ボディ用として好適なアルミニウム合金板およびその製造法を提供する。【構成】 本発明は、溶体化処理後に特定の条件で熱処理を施し、アルミニウム中に安定なMg2 Siを形成させることによって、高い塗装焼付効果を付与するものである。また、この熱処理中に生じる降伏強度の増加を抑制し、さらに塗装焼付硬化量を増加するために、MgとSiの成分関係とMg2 Si量を限定することによって、プレス成形性と塗装焼付硬化性の両方に優れたアルミニウム合金板が得られる。【効果】 本発明合金は、溶体化後の経時変化が抑制され、70N/mm2 以上の塗装焼付硬化量が得られる。したがって、プレス成形性と塗装焼付硬化性が要求される自動車ボディ用として好適である。

請求項（抜粋）：

重量%でMg:0.2〜0.65%、Si:0.1〜0.35%、かつ-0.5<4Mg-7Si<0.5、残部がAlおよび不可避的不純物からなるプレス成形性と塗装焼付硬化性に優れたアルミニウム合金板。

IPC (2件)：

C22C 21/06 ,  C22F 1/05