特許
J-GLOBAL ID:200903013808273713

自動販売機の硬貨処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西野 卓嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-095374
公開番号(公開出願番号):特開平5-290238
出願日: 1992年04月15日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、自動販売機の管理者の運用規定によりつり銭保留筒内に保留する硬貨枚数を任意に設定でき、つり銭切れによる販売の機会を喪失をできるだけ少なくし、硬貨の回収作業が容易であり、自動販売機の運用資金を少なくすることを目的とする。【構成】 硬貨をつり銭保留筒3と金庫10に振り分ける振り分け装置6と、つり銭保留筒3内の硬貨を払出すつり銭払出し機構9と、つり銭保留筒3に収納可能な硬貨の最大の枚数を任意に設定した第1の設定枚数と第1の設定枚数より小さい値の第2の設定枚数とを記憶し、第1の設定枚数と保留枚数を比較し、保留枚数が第1の設定枚数よりも少ないときは硬貨をつり銭保留筒3に導き、保留枚数が第1の設定枚数と同数となると硬貨を金庫通路5へ導くように振り分け装置6を制御し、つり銭保留筒3の保留枚数と、第2の設定枚数を比較し、第2の設定枚数よりも多い分の保留硬貨をつり銭払出し機構9により払出し、第2の設定枚数と同じ保留枚数をつり銭保留筒3内に残すように制御する制御装置2を備えたものである。
請求項(抜粋):
投入された硬貨の払出しが可能なように保留するつり銭保留筒と、投入された硬貨を回収するために保留する金庫と、投入された硬貨を前記つり銭保留筒と前記金庫に振り分ける振り分け装置と、前記つり銭保留筒に保留された硬貨を払出すつり銭払出し機構と、硬貨がつり銭保留筒に導かれたことまたは、金庫へ導かれたことのいずれかを検知する検知手段とを備えた硬貨処理装置において、前記つり銭払出し機構から払出した硬貨を計数する為の払出し枚数計数手段と、前記検知手段及び前記払出し枚数計数手段からの信号に基づき算出したつり銭保留筒内の硬貨の保留枚数を記憶する保留枚数記憶手段と、つり銭保留筒に収納可能な硬貨の最大の枚数を任意に設定した第1の設定枚数とつり銭保留筒内に保留する初期保留枚数であり前記第1の設定枚数より小さい値の第2の設定枚数とを記憶するための記憶手段と、前記第1の設定枚数と第2の設定枚数の枚数を設定する為の入力手段と、つり銭保留筒内の硬貨の回収を指示する回収指示手段と、第1の設定枚数と保留枚数を比較し、保留枚数が第1の設定枚数よりも少ないときは硬貨をつり銭保留筒に導き、保留枚数が第1の設定枚数と同数となると硬貨を金庫通路へ導くように前記振り分け装置を制御し、前記回収指示手段の操作により、つり銭保留筒の保留枚数と、第2の設定枚数を比較し、第2の設定枚数よりも多い分の保留硬貨をつり銭払出し機構により払出し、第2の設定枚数と同じ保留枚数をつり銭保留筒内に残すように制御する制御装置を備えたことを特徴とする自動販売機の硬貨処理装置。
IPC (2件):
G07D 9/00 328 ,  G07F 9/04 101

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