特許
J-GLOBAL ID:200903013808461137

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-198035
公開番号(公開出願番号):特開平6-043452
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【構成】 液晶層60を構成するツイストネマチック液晶のツイスト角度θを、80度未満とし、かつ、液晶層の屈折率異方性Δnを0.02〜0.12とし、液晶層のリタデ-ションΔnd(μm)を0.2〜1.2とし、位相差板20、21のリタデ-ションΔnd(μm)を0.01〜0.20とし、液晶駆動電圧を位相差板がない時の電圧無印加状態に対して透過率が1%となる電圧以下とする。【効果】 上記条件を満足する液晶表示装置は、従来のTN方式以上の高コントラスト比を低電圧で達成でき、また、低耐圧の駆動ICが使用できるために駆動回路の低コスト化が達成できる。
請求項(抜粋):
対向面に電極を有する一対の基板と、該一対の基板の電極面にそれぞれある一定方向にラビングされた配向膜と、該配向膜間に挟持された正の誘電率異方性を有するネマチック液晶層と、該ネマチック液晶層を挟んで配置されたそれぞれある一方向に偏光軸を持つ一対の偏光板とで構成される液晶表示装置であって、前記一対の偏光板の偏光軸を液晶のしきい値電圧以下では光が透過するように配置し、かつ該一対の偏光板間に複屈折性を有するフィルムである位相差板を有し、前記液晶層の液晶分子のツイスト角は80度以下であり、該ネマチック液晶層の屈折率異方性Δnは0.02〜0.12であり、該液晶層のギャップdと屈折率異方性Δnの積Δndは0.2〜1.2μmであり、該位相差板のΔndは0.005〜0.2μmであり、かつ位相差板の光学軸がいずれか一方のラビング軸に交差して形成され、暗状態を表示する際に液晶層へ印加する電圧は縦軸を透過率とし、横軸を印加電圧とした場合の透過率-印加電圧曲線の極小値近傍であって透過率が明状態の1%以下となる値に設定されたことを特徴とする液晶表示装置。
IPC (5件):
G02F 1/1335 510 ,  G02F 1/1335 505 ,  G02F 1/133 500 ,  G02F 1/133 550 ,  G03B 21/134

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