特許
J-GLOBAL ID:200903013813916827
リチウムマンガン複合酸化物、リチウム二次電池用正極材料、正極、及びリチウム二次電池、並びにリチウムマンガン複合酸化物の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-334452
公開番号(公開出願番号):特開2001-206722
出願日: 2000年11月01日
公開日(公表日): 2001年07月31日
要約:
【要約】【課題】 高温サイクル特性の優れたリチウムイオン二次電池の正極活物質として好適なリチウムマンガン複合酸化物を提供する。【解決手段】 下記一般式(1)【化1】(上記一般式中、0≦α≦0.5、0.005≦y≦0.5、-0.1≦δ≦0.1であり、MはLi及びMn以外の元素を表す)で表されるリチウムマンガン複合酸化物であって、7Li-NMR測定で得られる5±40ppmのメインピーク強度と525±40ppmのメインピーク強度との比(I0ppm/I500ppm)が【数1】I0ppm/I500ppm≦0.65y+0.02の範囲にある。
請求項(抜粋):
リチウムとマンガンと、リチウム及びマンガンとは異なる他金属元素とを含有するスピネル型リチウムマンガン複合酸化物であって、組成条件が次式(A)【数1】(x-1)+y+z=2 ...(A)(ただし、x、z及びyは、それぞれ順にリチウム、マンガン及び他金属元素のモル比であり、x=1〜1.5、y=0.005〜0.5、z=残部を表す。)を満足し、且つ下記測定方法での <SP>7</SP>Li-NMR測定で得られる5±40ppmのメインピーク強度と525±40ppmのメインピーク強度との比(I<SB>0ppm</SB>/I<SB>500ppm</SB>)が次式(B)【数2】 I<SB>0ppm</SB>/I<SB>500ppm</SB>≦0.65y+0.02 ...(B)の範囲にあることを特徴とするリチウムマンガン複合酸化物。<測定方法>4mm Magic Angle Spinning(MAS)プローブを利用する。また、測定パルスシーケンスとしてπパルスエコー法を用いる。測定条件:共鳴周波数;155.43MHz観測範囲;1MHzMAS回転数;15kHz測定温度;25°C化学シフト標準;LiCl0.1M水溶液(0ppm)測定パルスシーケンス;πパルスエコー法 <SP>*</SP>1測定パルス幅;1μs for 90、2μs for 180度エコー待ち時間τ;67μs(MAS回転数15kHzの逆数)繰り返し時間;64秒<SP>*</SP>1 90度パルス-待ち時間τ-180度(π)パルス-待ち時間τ-観測得られたNMRスペクトルに対して以下の方法でピーク分割を行い、最終的なピーク強度を得る。ピーク分割条件:フィッティング関数;Lorentz型ベースライン補正;オフセットその他;5±40ppmと525±40ppmとのそれぞれに、一本メインピークがあると仮定し、その他をサイドバンドとしてフィッティングを行う。
IPC (4件):
C01G 45/00
, H01M 4/02
, H01M 4/58
, H01M 10/40
FI (4件):
C01G 45/00
, H01M 4/02 C
, H01M 4/58
, H01M 10/40 Z
引用特許:
前のページに戻る