特許
J-GLOBAL ID:200903013817236669

インクジェットプリンタヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 兼子 直久 ,  武藤 勝典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-250395
公開番号(公開出願番号):特開2004-082669
出願日: 2002年08月29日
公開日(公表日): 2004年03月18日
要約:
【課題】不要な静電容量が発生することをより確実に防止して安定したインク吐出を可能にし、組み立て工程を簡略化して製造促進を図ることができるインクジェットプリンタヘッドを提供すること。【解決手段】最下段圧電シート22上に形成されるコモン電極25は、個別電極24と対応した形状と、その両側に延長部分24aと対応した突出部25bからなる。つまり、個別電極24とその延長部分24aとを投影した領域を含む大きさに形成されているので、キャビティプレート14に最も近い個別電極24であっても、その個別電極24とキャビティプレート14との間には、コモン電極25が介在している。よって、個別電極24に印加した電圧が、キャビティプレート14に漏れることが抑制され、コモン電極25とキャビティプレート14との間にインクを介して不要な静電容量が発生しにくく、インクの吐出が不安定になったり、異常吐出することが防止される。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
複数個のノズル及びその各ノズルに連通した複数個の圧力室を有する導電性材料からなるキャビティユニットと、前記各圧力室毎に選択的に駆動可能な活性部を有し、その活性部を駆動することにより前記ノズルからインクを吐出させる圧電式アクチュエータとを積層してなるインクジェットプリンタヘッドにおいて、 前記圧電式アクチュエータは、前記複数の圧力室に跨がって延び複数積層された圧電セラミックを含むシート材料と、前記複数のシート材料間に介挿され、且つ、前記キャビティユニットに最も近い側をコモン電極として前記シート材料の積層方向に交互に配置された前記各圧力室に対応する複数の個別電極及びコモン電極とを備え、 前記キャビティユニットに最も近いコモン電極は、前記個別電極のパターンを投影した領域以上に形成されていることを特徴とするインクジェットプリンタヘッド。
IPC (3件):
B41J2/16 ,  B41J2/045 ,  B41J2/055
FI (2件):
B41J3/04 103H ,  B41J3/04 103A
Fターム (10件):
2C057AF93 ,  2C057AG15 ,  2C057AG44 ,  2C057AG47 ,  2C057AG92 ,  2C057AG94 ,  2C057AP02 ,  2C057AP25 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る