特許
J-GLOBAL ID:200903013818802730

電気泳動の支持体に高分子多孔質膜を用いる免疫固定法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-235575
公開番号(公開出願番号):特開2003-014693
出願日: 2001年06月29日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】検体量の保持力の少ない高分子多孔質膜を免疫固定法に使うためには高感度に蛋白質を染める方法でなければならない。また一般的に5種類の特異抗血清を各電気泳動の列に重層する必要があるが、それぞれが膜中や膜表面を流れ交じり合うことを防止する必要がある。抗血清は高価なので出来るだけ使用量を減らす必要がある。【解決手段】高分子多孔質膜(1)に最低6種類の電気泳動の列(3〜8)をその網目構造を壊すことにより独立した仕切り(2)で区切られた列で検体を電気泳動した後、特異抗血清を反応させ洗浄後高感度の銀染色液を用いて検体のモノクローナル蛋白を検出できる方法を発明した。高感度の染色液を使うため検体を希釈し、それに対応する高価な高血清も少なくする事が出来るので結果的に低価格化につながる。
請求項(抜粋):
電気泳動の支持体である高分子多孔質膜上に電気泳動で展開した蛋白質を抗原抗体反応を用いてその種類を同定する免疫固定法において、高分子多孔質膜の網目構造を電気泳動の列に合わせ試薬や溶液の流れを遮断し電気泳動のそれぞれの列を独立化したことを特長とした高分子多孔質膜を用いる免疫固定法。
IPC (3件):
G01N 27/447 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/558
FI (6件):
G01N 33/53 N ,  G01N 33/558 ,  G01N 27/26 311 E ,  G01N 27/26 311 G ,  G01N 27/26 301 A ,  G01N 27/26 311 A

前のページに戻る