特許
J-GLOBAL ID:200903013821273250

光学異性体分析用再循環式高速液体クロマトグラフィー装置および分析法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-197914
公開番号(公開出願番号):特開平11-083829
出願日: 1998年06月10日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 光学異性体が通常の鏡像異性体用クロマトグラフィーカラムにより十分に分離され得ないという問題を解決し得る光学異性体分析用新規再循環式高速液体クロマトグラフィー装置および方法を提供することである。【解決手段】 時限事象出力機能を有する液圧ポンプ(P)、試料注入手段(I)、6ポート自動切り替え弁(1-6)を有する制御器(V)、鏡像異性体用クロマトグラフィーカラム(C1)、通常のクロマトグラフィーカラム(C2)、検出手段(D)及び積分器(R)を含有する自動繰り返し循環式分析用高速液体クロマトグラフィー装置に関する。液圧ポンプ(P)による時限事象出力機能は、必要により切り替えすべき6ポート自動切り替え弁(1-6)を有する制御器(V)を制御する。鏡像異性体用クロマトグラフィーカラム(C1)及び通常のクロマトグラフィーカラム(C2)の特定の接続と信号により、試料の再循環式分析を達成し得る。
請求項(抜粋):
(1)溶媒槽(E)、(2)試料注入手段(I)、(3)試料注入手段(I)の試料を前方へ移動させるために溶媒槽(E)から溶媒を汲み上げる時限事象出力機能を有する液圧ポンプ(P)、(4)試料注入手段から試料を収容し、互いに切り替え得る第1の切り替え路及び第2の切り替え路を形成する6ポート自動切り替え弁を有する制御器(V)であって、第1の切り替え路は、試料を収容するポート2とポート3との接続、ポート1と6との接続及びポート4と5との接続からなり、第2の切り替え路は、試料を収容するポート2とポート1との接続、ポート3と4との接続及びポート5と6との接続からなる制御器(V)、(5)制御器のポート3から試料を収容し、次いでポート6に試料を送出する鏡像異性体用クロマトグラフィーカラム(C1)、(6)制御器のポート1から試料を収容し、次いでポート4に試料を送出する通常のクロマトグラフィーカラム(C2)、(7)制御器のポート5から試料を収容する検出手段(D)を含む光学異性体分析用再循環式高速液体クロマトグラフィー装置であって、試料は鏡像異性体用クロマトグラフィーカラム(C1)から溶離するが、十分に分離しなかったときには、液圧ポンプ(P)は、試料が十分に分離するまで第1の切り替え路及び第2の切り替え路を順に切り替えるための信号を送ることを特徴とする該装置。
IPC (5件):
G01N 30/88 ,  B01D 15/08 ,  G01N 30/26 ,  G01N 30/32 ,  G01N 30/48
FI (6件):
G01N 30/88 W ,  B01D 15/08 ,  G01N 30/26 H ,  G01N 30/26 L ,  G01N 30/32 A ,  G01N 30/48 W

前のページに戻る