特許
J-GLOBAL ID:200903013823955642
生態系を考慮した護岸構造物
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-330279
公開番号(公開出願番号):特開平9-165725
出願日: 1995年12月19日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 船の接岸が可能な桟橋式岸壁について、魚やカニ等の水生生物の餌場、産卵場所となる生活場所を有し、かつ安全性や経済性にも優れた生態系を考慮した護岸構造物を提供する。【解決手段】 桟橋式岸壁1の前面部を鋼矢板4で締め切り、内側に割栗石5を投入し、階段状に積み上げる。鋼矢板4の天端高さは干潮面LWLまでとする。段状部6の陸側は常時海面上にあり、干潮時に鋼矢板4近傍が浅瀬となり、その間が磯に相当する潮間帯6aとして、水生小動物の棲み場や隠れ場となる。前面の鋼矢板4には、透水孔4aを設け、内外の海水の交換を可能とする。桟橋床版3にはスリット3aを設けて、太陽光を導入し、また開口部9より侵入する波浪の波圧を逃がす。
請求項(抜粋):
桟橋式岸壁を構成する桟橋床版の下部空間に、石積み材を投入して積み上げ、潮が満ちると冠水し潮が引くと干出する潮間帯を有する部分を形成し、水生生物の棲息場としたことを特徴とする生態系を考慮した護岸構造物。
IPC (2件):
E02B 3/06
, A01K 61/00 311
FI (2件):
E02B 3/06
, A01K 61/00 311
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