特許
J-GLOBAL ID:200903013831414936

共用バッファ装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-166840
公開番号(公開出願番号):特開平9-326832
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 2つの処理系間で異なる伝送速度をもつ複数のデータの伝送に用いる共用バッファにおいて、データ領域の削除に伴うバッファ再配置を処理系間のデータ伝送を持続したまま行うこと。【解決手段】 バッファ2内で使用されているデータ領域の再配置を行う場合、バッファ管理部13は新しい開始番地22Aと新しい終了番地24Aを設定し、処理系11に再配置を要求する。処理系11は書込みポインタ25Pが終了番地23Aに達したときに、書込みポインタ25P及び開始番地21Aの両方を新しい開始番地22Aに設定する。処理系12は読出しポインタ26Pが再度終了番地23Aに達するのを待ち、読出しポインタ26Pを新しい開始番地22Aに設定する。そして終了番地23Aを新しい終了番地24Aに置き換える。
請求項(抜粋):
伝送データの種類毎にデータ領域が設定されたバッファを有し、前記バッファに対する書込みポインタの値を格納する書込みポインタメモリと、前記バッファに対する読出しポインタの値を格納する読出しポインタメモリと、前記バッファに対する開始番地を格納する開始番地格納メモリと、前記バッファに対する終了番地を格納する終了番地格納メモリとを前記各データ毎に有し、更に前記バッファに対する再配置時の新しい開始番地を格納する新開始番地格納メモリと、前記バッファに対する再配置時の新しい終了番地を格納する新終了番地格納メモリとを有し、送り側の処理系より受け側の処理系へ異なる伝送速度を持つ複数のデータを伝送する際に、伝送データを一時保持する共用バッファ装置を制御する共用バッファ装置の制御方法であって、前記各データ毎に通常状態及び再配置状態という2つの動作状態を有し、前記再配置状態のときには、前記書込みポインタの値が前記終了番地の値に達したときに、前記送り側の処理系において前記書込みポインタの値及び前記開始番地の値の両方を前記再配置時の新しい開始番地の値に設定し直し、又前記受け側の処理系において前記読出しポインタの値が前記終了番地の値に達したときに、前記読出しポインタの値を設定し直された前記開始番地の値に設定し直すと共に、前記終了番地の値を前記再配置時の新しい終了番地の値に設定し直すことを特徴とする共用バッファ装置の制御方法。
IPC (3件):
H04L 13/08 ,  G06F 5/06 ,  H04L 7/00
FI (3件):
H04L 13/08 ,  G06F 5/06 Z ,  H04L 7/00 A

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